旅を楽しもう!

旅を楽しもう!

2006.03.08
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フィレンツェに住む友人宅は、フィレンツェの町から車で20分
ぐらいのところにある。ご夫婦共にイタリア人ではないが、共に
ここでの生活をかなり気に入っているようだ。自然の豊かさ、時間
のゆとり、食事の美味しさ、など、さまざまな理由からのようだ。

友人がお子さん達を幼稚園に連れて行くのに便乗して、我々も町に
繰り出した。

まずは、バールで朝食をとる。
久しぶりのバールでのカプチーノは、私がよく日本で行く、
アメリカ系のコーヒーチェーンよりずっと美味しいことを実感した。

ウフィッツィ美術館 入場チケットの事前予約


私は何度か訪れているが、長い列に並ぶのは時間がもったいないので、
出発前に友人に予約しておいてもらった。おかげで、窓口でお金を払い、
あっという間にチケットをもらえた。今は、オンライン上でも購入可能
のようだ。ただし、手数料がかかる。"Uffizi"でgoogle検索すれば、
サイトがいくつか出てくる。

フィレンツェに住む友人とは夕方に迎えに来てもらうことになっており、
しばし母とふたりでフィレンツェの町を探索する。

ウフィッツィ美術館内でオーディオカセットを借りる

優先的に入れたが、空港にあるような、持ち物検査があるので、
結局は少し時間がかかる。持ち物検査場と、チケットチェックの間に
オーディオセットの貸し出しカウンターがある。日本語も
もちろんあるので、ガイド付ツアーでない場合にはとても便利だと

私たちはここを素通りしてしまい、日本でいう3階まで上がってしまった
後に知った。私はすぐに1階に戻るが、運なことに、私自身はパスポートを
所持してこなかったため、借りることができなかった。再度3階に
戻るが、パスポートを持ってきた母はもう階段を昇り降りしたくないという。
今回はしょうがなく、フィレンツェに住む友人から借りた「地球の歩き方


ウフィッツィ美術館

目玉である、ボッティチェッリの『ヴィーナス誕生』や『春』を始めと
して、ミケランジェロ、ラッファエッロ、ティツィアーノ、ジェットの
有名な作品の前には立つと、皆、目に焼き付けておこうと思っているように
なかなか離れようとしない。これに、日本の観光ツアーグループが
ガイドさんと一緒に動くと、それはまたすごい人だかりとなる。しかし、
このガイドさんのお話はなかなか興味深く、グループからちょっとばかり
距離をおきながらも、私の耳はガイドさんの方を向いている。

個人旅行される方は、ウフィッツィ美術館案内は、以下のサイトを使うと
ガイドブック代わりになると思う。
www.welcometoscana.com/jp/generalIj.html

美術館内にはバール"Caffetteria Bartolini"があり、外のテラスで
簡単な飲食がとれる。お天気がよかったので、我々はバールで疲れを
癒した。

サンタクローチェ近くのワインバー

ちょうどランチの時間になったので、Piazza Santa Croceのところに
ある、友人に勧めてもらったレストラン" ENOTECA BOCCADAMA "に入った。
ここはワインバーのようで、グラスワインも種類が豊富である。
観光スポット周辺の店は、観光客目当てのために、高くて美味しくないと
いうイメージがあるのだが、その店はとても美味しかった。
客はほとんどが外国人であるが、地元らしきイタリア人客のテーブルも
あった。サラダで使われているオリープオイルとビネガーがとても美味しい。
買って帰りたかったが、電車にてローマに行かなくてはならないので、
荷物を必要以上に増やすことはやめた。

ショッピング

その後、散歩がてらウィンドーショッピングを楽しんだ。
シルバーやゴールドの店は多いが、友人から教えてもらったシルバー
ショップに入ってみた。昔からやっているような店で地味だが信頼感が
ある。そこで、お土産と自分たちのネックレスを思い出に購入する。

フィレンツェのテイストは、ミラノやローマとも違うように思う。
ルネッサンスを感じさせる色使いや、独特のデザインがとても上品である。
ブランド物ではなく、その店独自の素敵な商品をみつけると、とても
幸せな気分になる。もちろん、それらを全部買えたらもっと素敵なのだが
(笑)。

バールにて、ああ勘違い

その後しばらく歩くが、石畳の道は疲れるようで、母はもう限界だという。
時差ボケもあるのだろう。ホテルで一休みすることはできないので、途中
みつけたバールに入る。母はカプチーノ、私は絞りたてのオレンジジュース
を注文する。店の人は私に、Secco?と聞く。なぜオレンジジュースに
辛口かどうか訊くのかと不思議に思い‘"Secco?"と訊き返すと、近くにいる
お客さんが私に、"SeccoはDryという意味だよ"と英語に訳してくれる。
うーん、それはわかっているのだが・・・。もしかしたら、このバールでは
甘いジュースと甘くないジュースがあるのかもしれないと勝手に解釈し、"Secco"と答えた。

まず運ばれてきたものは、母のコーヒーと私におつまみであった。
嫌な予感は的中し、イタリアのスパークリングワインであるスプマンテが
私の前で注がれた。フレッシュジュースはイタリア語でスプレムータ
(Spremuta)というのだが、私は勘違いして、スプマンテ(Spumante)と
言っていたらしい。時差もあって絞りたてのオレンジジュースですきっと眠気を
押さえたかったのだが、アルコールが入ってしまうと体がだるくなってしまう。
私が言い間違えたのだから、しょうがない。スプマンテを楽しむことにしよう。





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Last updated  2006.03.20 00:14:55
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カーク船長4761 @ Re:あけましておめでとうございます(01/10) お久しぶりです! 本年も宜しくお願い致…
ケイキチ@ YouTubeの旅 YouTubeの旅って、楽しいですよね。特に懐…
谷尾歩 @ Re:お大事に(02/25) ケイキチさん コメントありがとうござい…
ケイキチ@ お大事に 床暖房で、家の中の空気が、通常より、乾…
サザンビーチ @ Re:オバマ演説集(01/16) 谷尾さん、ご無沙汰しております。 お元…

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