Original  Collector

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遠い記憶 ~2~



「私の名は、〈ルナス〉この部隊の司令官だ。時間が無い。さき程の指示に
従ってもらう。もし、該当する者の中で拒否する者がいる場合は・・。」

ルナスが後ろに手をやり、合図を送る。

ドォッ ゴーーーォ・・・オオオーーーーン

タンクから発射されたビーム砲が高く上空まで打ち上げられた。

交通の便は止まり、周りからは市民のブーイングが起こり始めている。

「女、子供は必要ない。私が欲しいのは健康体そのもの。今から一時間以内
にここ一体の該当する者を回収したい。」


『なんだ・・あいつら・・。これ本当に映画の撮影じゃないのか??』
「分からない・・。レオくん何か・・」
『うん、何かマジでヤバそうな状況だな、こりゃー。あのオッサンの言って
る事も全く理解できないぜ』

絶え間なく、上空をヘリが行き来し、遠くから轟音が響いてくる。どうやら
ここだけでなく、各地で同じようなことが行われているようだ。

「さあ、ずくに集まるんだ!」

『!!』
気づけば、数人の武装兵がレオ達の居る喫茶店に入ってきていた。

「16歳以上の男!?あー?意味わかんねーよタコ!!この人殺しが!!」
30代の男が急にしゃべり出した。

「やべーぞ・・アイツ・・殺られるぜ?」
『え・・?』
レオの近くにいたメガネをかけた高校生が言った。

「おい!!!聞いてんのか・・!!!?」

その時、武装兵が30代の男に銃をつきつける。

「!!!!!!!!」ザワめく店内。

「次しゃべったら・・・・・殺す」
武装兵が言った。

そして、武装兵の言うまま、続々と集められていく。

『じょ・・冗談じゃねーぜ・・何が何だかもうわかんねーぞ・・。』
「レオくん・・」
『俺は逃げるぜ・・美咲ちゃん、早く離れよう』

レオ達は裏口から逃げようとした。

カチャン パリン!! カップにひっかかり、それが割れる。

「!!!」武装兵が振り返る。
「待て!!」

『!!く、早く逃げるよ!!こっちだ!!』

ガガガガガガガガガッッッ マシンガンが放たれる
「きゃああ!!!」

ジジ・・「ルナス!!二人逃げた!一人は女、一人は男!どうする?」

ジジ・・「女はいい。男は捕まえろ、シュナイダー、しくるなよ?」

ジジ・・「ああ。あ、女は・・俺がいただいていいか?」

ジジ・・「・・・好きにしろ」

『ハァハァハァ』
厨房を抜け、裏口に出て、ひたすら走る二人。

「ハァハァ、レオく・・ん、だめ、私もう無理・・ハァハァ」
『走るんだ!!捕まったら・・どうなるか・・ハァハァハア』

ドギューーーーーー・・・・・・・・---ン
「きゃああ!!」
『くそっ!!もう追いついてきたのか!!!?』

[止まれ!今のはわざと外したー!」

『・・くっ!くっそーーーーー・・・・・』
「・・・はぁはぁはぁ・・」

段々と、シュナイダーとレオ達との距離は近づく・・。

「そうだ・・。そのままそこにジッとしてろ・・」

『くそーーー・・(何かいい方法ねーのかよ、くそ)、美咲ちゃん!!、
とりあえず君は関係ない・・先に逃げるんだ』
「そんな!!レオくん連れていかれちゃったら・・あたし・・」
『俺のことはいい。それに昔も約束したでしょ? また会いに行くって』
「・・・レオくん・・」

『女は関係ないんだろ!!?この子も関係ないはずだ・・だろ?』
レオが声を張り上げる。

「・・ああ・・。今はな・・」

『い、今!?それはどういうこt
ドギューーーーーーーン

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「レ、レオくんー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



つづく・・



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