多芸は無芸

多芸は無芸

室生寺

室生寺階段
鎧坂

山門を過ぎたからの最初の階段は、自然石を利用したような感じでそろっているようで不ぞろいなのが微妙に調和がとれて良い感じです。
人から聞いていた話ではかなりの階段を登らなければ奥の院まで到達しないそうなのでゆっくりとまわりを楽しみながら登りました。

室生寺5重の棟
階段の下から少しずつ大きく見えて来るのですが間近に着いても圧倒されることはなくかわいい塔です。
屋外にある5重の塔では日本で一番小さいそうです。
周りを取り囲む杉の大木と比較するから余計に小さく見えます。
入り口と思われる扉は身をかがめないと入れそうもありません。果たして中に入れるのでしょうか。
他で見る壮大な五重の塔を見慣れているせいか非常に親しみを感じます。

室生寺金堂
金堂の中には、釈迦如来像、薬師如来、11面観音菩薩像、等があるのですが、暗くて良く見えません。
写真家や作家の人たちは特別の計らいで間近で見たり時には裏側にまで回って見ることできるそうですが私たちは遠くで見るしかありません。
菩薩や観音がどんな意味があるのか良く知りませんが静かに見守ってくれているようなたたずまいの前に立つと何故か気が引き締まるような吸い込まれるような感覚は何故でしょうか。

昔の人たちはすごいと思います。
現在は車や電車でお参りに来られますが、京都や大阪からこんな山の中まで来るのにいったい何日かかったのでしょうか。
当然のことながら道路も今みたいに整備されていないでしょう。
女人高野と呼ばれるからもっとやさしい感じのお寺と思っていましたが、かなり険しい道を歩かなければいけなかったようです。
女性は強いですね。

女人高野 室生寺
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