あたしはあたしの道をいく

2007.07.11
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『いけちゃんとぼく』

カイシャの人が貸してくれました。

ううう……ヲイラ、今、本断ちちうなのに……。

けど、絵本というのか、マンガというのか、スグに読み終わるので負担では無かった。



そして、良かった!!!!!

何回も読んじゃった!!!!!

本断ち期間満了したら、絶対買う!!!!!



絵本のようにやわらかな絵。

「いけちゃん」という名の、主人公「ぼく」を見守る魂。





青い空と、風と、緑が友達で、

いつも見守ってくれてる「なにか」が身近に居て、

得体の知れない害をなす「なにか」も身近に居て。



でも、成長とともに友達は現実の人間になって、

得体の知れない怖いものが無くなっていく代わりに、

いつも見守ってくれているものも失っていく。



あたたかくて、ちょっと淋しい味のする、とても優しい本だった。

あたし、小さな子どもの母親のくせに、こんな世界の感覚を忘れちゃってた。



そうだねえ。

子どもの世界には、不思議がいっぱいなんだよねえ。

そして、その不思議なことは、とても大切なものなんだよねえ。





激オススメ。










































と、書いておいて、引っかかりも……。

主人公「ぼく」を見守るたましい、「いけちゃん」は、

実は、歳をとってジジイになった「ぼく」の最後の恋人だった、という設定。

死によって引き裂かれたその恋があまりにも短かかったことが悲しくて、





うーん……

こーゆー設定、ステキだなあとは思うけど、引っかかる……。

考えてみれば、映画の『タイタニック』もそうだったんだけどさ。



「ぼく」の最後の恋人だった、ってことは長年連れ添った伴侶は別にいるわけよ。

なのに、「ぼく」の最後の恋人は「いけちゃん」でオイシイとこをとってっちゃう。

『タイタニック』もそう。

長年連れ添った伴侶は別に居るのに、レオが最高の恋人なわけでしょ?



なんだかなー……って思う。

うーん……。







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Last updated  2007.07.11 12:55:19
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