あたしはあたしの道をいく

2007.10.16
XML
カテゴリ:
しばらく前に映画化されたとか?

すっげー見に行きたかったんだけど、今の身分では到底お一人様映画なんて

望めるわけが無いので、早々に諦めちゃってたんだけど、

やっとこ、原作を古本屋で発見したので読んでみた。






感想。

通勤電車で読めるマンガじゃねーな……。

アダルト雑誌やスポーツ新聞読んでるオヤジと同次元(笑

なんか、すごくワイセツなことしてる気分になりました……。

そろそろ電車でマンガ読むのやめよう、と思いました。







映画化されたくらいだから、認知度高いと思うんだけど、


江戸時代の吉原(遊郭)のお話です。



浅田次郎の『天切り松』シリーズで吉原に題材をとったものがあって、

そっちは随分な「粋」を感じさせられたもんだけど、

同じ場所を取っても、えらい違いがあるもんだなあ、と思った。

売る側と買う側、斡旋する側と斡旋される側、男と女、文章と漫画、

題材が同じ所に発していても、視点が違うんだから当然だけどさ。




最大の違い。

『天切り松』シリーズでは、生々しいお話は無かったのよ。

だけど、遊郭でそういう生々しいお話を避けるっての自体、

一つのきれいごとなんだよなあ、と思った。





まあ、青年コミックだし、遊郭だし、当然なんだけど。

開脚してる図とか、挿入中の図とか、フツーに描かれててると……ねえ?



セキララに言って。

濡れた。



あーそーだよ、安野モヨコって性描写好きなんだよ、忘れてたよ。





















だけどさー、ンなの読んだらたまんないよね。



まあ、回数はそれなりにあっても、手抜き工事&突貫工事、

本当の絶頂なんて、最後に味わったのが一体いつだったかすっかり忘れちゃったわよ。



つか。

あたし、ダーリン相手に「本当の絶頂」なんて味わってないよなあ、たぶん。

それなりに絶頂らしきものは得られるけど、天辺じゃないってのが分かるもん。



あの、視界が真っ白に消えていく感覚。

指の先、足指の先まで、痺れていく、あの感覚。

あーゆーのを「絶頂」って知ってると、少々のファックじゃ物足りない……。



たまにさ、空しくなるのよ。

あたし、このまま「本当の絶頂」を味わうことなく性を終わるのかしら、とか。

あたし、これから一生、ダーリン以外の男性を知ることなく終わるのかしら、とか。



あー、理屈では分かるのよ。

「少なくともダーリンが先に他の女の子を喰うまでヨソの男に手を出さない」

ってのは、ダーリンとの約束でもあるし、あたし自身との約束でもあるから、

その約束を破るつもりはサラサラ無いしさ。



第一、旨そうに見える男が居ても、実際に喰って旨いとは限らないしさ。

つか、喰ったら不味かったり、めんどくさかったり、とハズレばかり引き当てた経験上、

今更火遊びなんて、想像するには楽しいが、実行するなんて考えるだけで面倒だもん。



つまり、あたしには性のパートナーとしてダーリン以外ありえない、

ってことを、あたしはよく知ってるつもり。



でも、たまーに、空しくなるのよね。

ダーリンとあたしじゃ、求めるセックスが違うんだもん。

手抜き工事でテキトーに妥協する以外に無いのよねー。



くそう。

考えてたら、カラダが疼くじゃねーか……。






なんてね♪





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.10.16 16:00:03
コメント(2) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: