あたしはあたしの道をいく

2009.10.13
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カテゴリ: 色々あります




子どもを持つ親のための本。



毎月、本のほかに親のための情報誌というにはチラシっぽい紙が入るのだけど、

何号かにわたってこの著者が子どもの性を考える立場から色々と語られていて、

私はとても興味深く読んだのだ。



この本では、ぶっくくらぶの情報誌で書かれたような、

幼少期の親子の関わりが少なかったことが、将来の性に関ってくる、

というようなことまでは書かれていなくて、そのことは残念だったと思う。



でも、とても参考になったと思う。



子どもの部屋でエロ本を見つけたとき、

子どもがマスカキしてるのを見てしまったとき、

子どもに彼氏(彼女)が出来たとき、

子どもが妊娠していることが分かったとき、

等々、具体的にどうすれば良いか、書かれている。



具体的にどう、というのも興味深く読めたが、

なぜそういう風に応対すればいいのか、

その理由がしっかり書かれていることに、安心した。



具体的な対応だけなら、上っ面だけのものだけれど、

その根底にある、親子関係がしっかりしていれば、普段の生活がしっかりしていれば、

また、親の考え方がしっかり定まっていれば、恐れる必要など何も無いのだ。





日本人の性って、ホント、貧困なんだなって思う。

性教育って、妊娠と性病と暴力に的を絞られる気がするけど、

そーゆーのって、何か違う気がする。

もちろん、それはそれで、とても大切な、知っておかなくちゃならないことなんだけど、

妊娠と病気と暴力さえ気をつけておけば良いのかっつーとそうじゃないよなあ。





妊娠を伴うにしても、伴わないにしても、性ってとても素晴らしいことだと思う。

だけど、大人の楽しみなんだよって。



お酒だってそうじゃない?

飲んだり飲まれたり大変だけど、付き合い方さえ知れば、

これほど楽しく、気持ちの良いものもなかなか無いわけで。



重さを考えれば、性とお酒を同列に語れないのは分かるんだけど、

だからって四角四面に伝えても、なかなか伝わらない気がするのよね。



とはいえ。

掲題の「性のこと、我が子と話せますか?」という質問に答えるなら、

こっぱずかしくて出来るワケないじゃーん!!!!

というのが、偽らざる気持ち。

「適齢期」にはまだ至らないけれど・・・・・・それじゃいけないのよね。





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Last updated  2009.10.13 13:09:26
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