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今回の見どころは殿の表情ですね
もともと表情変化に乏しい殿ですけど今回は眼だけ、唇だけの演技が見ものです
感情をあらわにする景虎と対照的に
「上に立つ者は泣いてはならぬのじゃ」を貫く殿
景虎に「家臣を動揺させてはなりませぬ」と言われてうるんとした目で頷く殿
夕暮れの中、両手を合わせて祈る殿
「北辰の星はただ一つ」
兼続の言葉に、うるる~~~とする殿
どれもこれも、すっごく受け受けしいんですけど!
それが景虎の一言で、何も言えなくなっちゃったんだ
評定の席でも、口を開いたら泣きそうだったんだよ
だから黙っていたのに、悪く言ったらかわいそうだよ~
景虎も殿も、どちらが後継ぎになっても、協力したと思うんだ
二人とも「御屋形様の子」で、華姫の兄と夫という二重の義理兄弟なんだもの
景虎が「自分は後継ぎにふさわしくない」と身を引こうとしたのに
家臣同士が煽りあって、景虎の気持ちは台無しですよ
家臣同士が対立しちゃったから、
二人とも家臣を守らないといけないから、対立してしまって
「北条の者」とか「長尾の者」とか持ち出されて
一番、面くらったのは当の二人だったでしょうね
景虎側の中でも、煽るもの・煽られるものが出てきて
それぞれが我が身大事に策略を巡らせる戦国時代
史実としてわかっていても、どきどきします
「最悪の成り行きを考え、しかるべき手を打っておくのが政」
「この世には事実と嘘の間に、真があるのじゃ」
男前です、仙桃院さま
どんだけ兼続が強くなっても、仙桃院さまには勝てないよなぁ
妙椿尼さまも、お船も絶対、兼続より強いし
腹をくくった上杉の女性軍団は、最強です
御屋形様の死の演技は、鳥肌立ちました
阿部ちゃんの強い眼力が、すぅーっと消えていくサマなんか
どうやってんの!!!
でも、うーーーっと感動しながら某掲示板を見たら
「御屋形様の遺言が ぎおんのたぬき にしか聞こえなかった」
という書き込み
もう一度、見なおしたら
「ぎおんのたぬき ぷしゅ~~~(空気が抜ける音)」
にしか、もう聞こえなくなった!
どうしてくれる!落涙のシーンが大爆笑になったじゃないか!
......あーーー、腹、痛いっす
高ぶってしまったわんこを「兼続」の一言で
きゅぅんと黙らせた殿、さすがです
でも、わんこは秘密を抱えて、大人の階段をダッシュしちゃったんですよ
殿が縁側で「お馬に乗ってRUN AWAY」を思い出している間に
殿を守り、慰める男になっちゃったんですよ
でも殿は兼続の秘密を知らないから、
今までと同じ、おまめな兼続と思っていたら、
あれ?何だか違う
どうしたんだ、急にしっかりしたような......
いやでも、兼続だし......
って、一挙手一投足に戸惑ってドキドキしてたらいいよ
ま、史実でも、兼続はどんどん攻めさまになっていくんですよね
ここから、長い長い二人の戦いの人生が始まり、始まり~
石田三成や真田幸村なんて兼続の友も出てくるし兼続をぜひ家臣に、と言うのも出てくるし
モテモテ兼続に殿は気が気じゃない......そんな大河を期待します