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思えば生まれて初めて、舞台を「見上げる」格好で
見て&聞いた。
前から2列目の正面かぶりつき。
楽器や弓の様子はもちろん、
汗も、息遣いも、ビミョウな表情の変化も、
ありありと伝わってくる。
食い入るように最初の音を待つ。
そして、
耳に飛び込む。全身にしみわたる。
一本筋の通った、やさしく、ソフトで、やわらかい音。
芯の音は前から届き、響きは上や後ろから
追いかけてくる。
気が付くと、涙が。
曲の盛り上がりでもなく、
ただ、最初の一音ですら。
音が、音色が、私の中に入ってくる。
私の中の何かが、涙という形で出てゆく。
次から次へと、やって来ては、通り過ぎる音。
ただそれだけなのに、
音が、音色が、全身を満たす。
そして。
ただ、流れる、涙。
意味も、意図も、何も無い
流れるだけの、涙。
きゃあ!本番・・・ 2007年09月18日
年に1度の大事な日・・・ 2007年09月15日
真っ白に燃え尽きたジョーのように 2006年07月01日 コメント(4)
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