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teddoggie

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Nov 29, 2005
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今月のある月刊誌の特集に「消える日本語」があり、副題として「言葉とともに失われる日本人の魂」がありました。

そう言えば最近聞かなくなったという言葉、我々戦中派・昭和一桁の世代にとって懐かしい言葉、例えば
「立身出世」、「愛社精神」、「義理人情」、「武士のなさけ」その他があります。

色々な分野の方々が同じテーマの消えた日本語について書いていました。

その中に、「ひもじい」と言う言葉がありますが、飽食の時代でグルメ花盛りの日本から消えていった日本語です。

今の若い世代には、どんな意味の言葉か答えられないのではないかと思われます。

その意味は、「お腹が空いた」、「食べたいよー」といった食べるものへの願望を表す言葉です。

戦時中や戦後の食糧難の時代、芋のつるまで食べさせられた我々の食に関する苦い経験の象徴的言葉です。

先日、あるテレビのクイズ番組で私と同年輩のタレントが、「貴方は駅弁を買ったら何処から食べますか」と言う質問に、「弁当の蓋の裏についている御飯です」と答えました。 私がそのクイズ番組に出ていたら全く同じ答えをすると思って苦笑してしまいました。 最近これも使われなくなった、「もったいない」で育った年代だからです。



「ひもじい」と言う言葉で思いだすのは、戦後中国から引き揚げてきた後の小学校6年生の時の夏休みでの出来事です。 私の叔父から東京に遊びに来なさいと誘われ、福岡から上京し2週間叔父の一家と楽しい日々を過ごしました。

日曜日に、叔父さんが私を上野動物園へ連れて行ってくれました。 昼食時間になりましたが、その頃は食券がないと食堂で食べられなく、レストランもあまり見かけなかった時代です。

そこで、叔父と一緒に上野の公園の近くのベンチに腰掛けて、叔母さんが握ってくれた「お握りと沢庵」を広げて食べようとしました。 その後、すぐ2-3人の浮浪児(この言葉もとっくに消えてしまいましたね)が、泥に汚れて、真っ黒な爪の手を差し出し、私達のおにぎりを必死な目をしてねだりました。 北支にいた日本人の子供は恵まれていて、食べる物が豊富にあり空腹になることはありませんでした。 思わず私のお握りをその子供たちに上げました。

叔父からは、「ひもじくなったら知らないよ」と褒められました。 叔父のお握りもその子達に提供されたので、二人は魔法瓶のお茶だけの昼食でした。

きっと、その可哀想な浮浪児たちは、とても「ひもじい」かったのでしょう。 あの子達は今どうしているのかな?





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Last updated  Nov 29, 2005 01:46:37 PM
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faithful @ Re:3日の日記(06/03) 「安定した政権」は素晴らしいと思うので…

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