いいもん見つけた&手作り・アウトドアー

いいもん見つけた&手作り・アウトドアー

2010年11月03日
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前の週に体調を整えるために丹沢で5時間コースのハイキングをして体調も万全。しかし台風が近づいていたので八ヶ岳の北側に着いた時には空は鉛色。天候にまたしても裏切られた。(別に誰とも約束はしていないのだが)
最終日は晴れたので、天狗岳6時間ハイクで憂さ晴らしをしたものの、3日間八ヶ岳の温泉地に逗留した。

八ヶ岳は鉱泉宿が多い。3日間の骨休め?の時に自分は温泉が好きだなと再度認識させられた。
そんな中で当方の好みの温泉のお話。温泉は個人の好みによるところが大きい。また同伴者の種類(性別・年齢・人数)にも行く温泉の選定先は大きく左右される。
山の仲間にも温泉好きの人が多い。当方は山の最後の日に温泉につかることが多い。数泊の山から下山した時に温泉に浸かり「身も心も清めて現世に戻る社会復帰」の儀式が好きだ。


湯船は風情のあるものがよい

・料理は気の利いた肴さえあればよい。
たまに行く温泉だからといって、品数だけの多いところや山中の宿での海のものは新鮮でもいただけない。

・建物は豪華絢爛でなくともよい。
彼女と行くならば、ご機嫌伺いの逆効果とならないようにきれいな旅館が必要だが、男ばかりで行くところはこざっぱりしている程度の宿でよい。

・沸かし湯でもよい。
「湯の素」を入れているような湯治場は気分を害すが、沸かし湯は許容限度内。湯冷めならぬ興ざめもしない。ただし湧出口に近い源流かけ流しが気分がよい。

・夜はひっそりと。
観光地のように、夜も街中が煌々と明るいのはちょっと、、、 できれば9時ぐらいになると真っ暗になるような山の中の温泉がよい。夜はヘッドライトを持たないと宿周りの探索ができないようなところがよい。当方は山小屋でも湯治場でも星を見るのが好きだ。

湯が出るところは厳かに

・高台にある温泉より谷間の温泉。
高台は景色がよい。これはこれで朝晩も楽しめる。しかし本当に温泉を楽しむときには谷間の温泉がよい。逆説的な発想だが、あまりにも景色がよいところの宿は、温泉の印象がとても薄れる。後で思い出そうと思っても景色ばかりになってしまう。

・風呂は岩か檜がよい。
岩風呂も人工的なものから、自然をある程度利用した風呂まである。借景を楽しむからには、ある程度は目をつぶるように心がける。(笑) 檜風呂は個人的にはとても好きだ。当方が「日本人に生まれてよかった」などと訳のわからない言葉が出るのもこのような時だ。

・泉質はやさしい方がよい。
泉質は効能に惑わされず、やさしい方がよい。当方の入浴は長時間で回数も多いからじわっと体に沁みる湯が好きだ。(でも効能が気にならないわけではない。私見ではあるが抗酸化力の強い温泉が体によい気がする。今まで行った湯治場では山形の小野川温泉の湯質はとてもよい。)

浴場の天井は高くひなびた雰囲気がよい

・体の温度調整ができるところがよい。
熱い湯も好き。ぬるい湯も好き。でも一長一短なので熱い湯の時は長時間入湯する工夫する。時として宿の工夫で湯船が複数あり、温度を変えてるような工夫もある。このような宿はとても好きだ。

こんな条件で八ヶ岳にも大好きな温泉がある。特にひなびた感のある(彼女や家族はとても連れていけない)質素な場所。3種類温度差のある湯に皆さん2時間ぐらい平気で浸かる。
ブログで紹介すると話すと皆さん反対される。 私からは言えないが、八ヶ岳のこんな湯治場を知っている人は知っている?

ぐだぐだ条件を並べたものの、好きな温泉は人それぞれなのだから文句を言うべきでは無い。そして訪れたそれぞれの温泉の「よさ」を探しながら湯につかるのが正解かと思う。






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Last updated  2010年11月03日 23時20分06秒
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