海洋国家プロジェクト構想その1



 どこか背骨を無くし、自信喪失気味の平成の我々に出きる事をしておきたい。 
 今は、日本が三流国家になるかも知れない瀬戸際の気がする。世界一・ニの債権国家としての実力の正しい評価ではないが、国際的な格付けでは、既に三等国である。

 我が国にまだ資産がある今、次世代にしっかりとバトンを渡すことを真剣に考える必要がある。グローバル時代を迎えた今。親に頼らず、自分で考え、一人の力でどこでも生きて行ける、物怖じしない子供たちを育てたい。国家で孝子を育てるのだ。

 情けを知った強い子は、必ず善を行っていることを歴史が教えている。
 「情けは人の為ならず」きっと税金にお釣りがくるほどの人材が育つと思う。
 総合学習やボランティア活動の一環でも良い。
 乗船する若者は無料だが、きっちりと国に役立つ作業や奉仕を対価として、義務づける。船内で徹底的にディベートをやると良い。

 外洋に出ると、そこには世界有数の広大な経済水域があるのを実感するだろうし、豊富な潜在水産資源があることを知る。

 何も国内に限らず、海外の子女も(こちらは有償)乗っけるのだ。
 外貨もしっかり稼げばいいし、ODA予算の一部振替で国際交流も行える。
 言わば、「現代版平成の遣唐使」だ。
 その気になれば、幸いなことに、サポートする優秀な海の男や女が日本に沢山いる。海洋ビジネスと新規の雇用も必ず創出出きると考えている。
 「国造りは人作り」だ。若く純粋なうちに、鉄が熱いうちに鍛えたい。

 初当選の国会議員にも外洋航海を義務づけたい。
 これが実現できると、確実に永田町が変わると確信している。
 効果の不明な外遊などより、はるかに国家と国民のためになると考える。
 議員には、一部の負担金とレポートも課すと良い。選挙民として、国のリーダーには、何よりも国家を想う気概と健全な見識を求めたい。
 「言った、言わない」などという情けない国会が確実に変わるだろう。

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