とても魅力的な日本列島



5.とても魅力的な日本列島

 5月に入って、南の沖縄から梅雨が始まり、冬には冷たい北西の季節風が吹いて寒いけど、暖かい対馬海流から蒸発する水蒸気が、この風にぶつかって、日本海側にたっぷりとさと雪ややま雪を降らせているんだ。 
この雪が春になって溶けて流れていつしか海に注ぐし、大自然のミネラルをたくさん含んでいるのでとても美味しい水になったり、農家にとっては素晴らしい農作業の贈り物になっているんだ。

 だから、年間の降水量が世界でも類がないくらい豊富なのさ。日本の都市の年間の降水量は、平均して1,700ミリという、気象庁の統計があるんだ。これは、北半球のほぼ同じ緯度にある、ヨーロッパの多くの都市の降水量の2倍もあるんだ。それと、地球の自転に伴って、美しくはっきりとした四季があり、世界でもめずらしい豊富な生物が生息することができているんだ。

 学者の調べたデータを見てみよう。例えば、トンボの話をしよう。イギリスやアイルランドのトンボの種類が58種なのに比べて、日本にはおおよそ3倍の180種いることが、分かっているんだ。シダなどの高等植物の種類の差には、さらにびっくりするぞ。同じく、イギリスやアイルランドの約2倍の3857種あることがわかっているんだ。調べた人もえらいよね。

 と言うわけだから、みんなの住んでいる町や村は、世界でももっとも植物や動物の種類が豊富な、この広い地球上のどこにもないほど素晴らしい自然がいっぱい、生物があふれているところなんだよ。どうだい、すこし、自分の町や村が誇らしくなってこないかい?

 大切なことはね、そんな町や村を守って行くのは、これからはみんなが勉強しながら考えることなんだよ。
村のちんじゅの森の桜に会ったらよろしくね。桜を大切にしているときっと、良い事があると思うよ。みんなで、元気に遊んで長生きしようね。

                              おしまい

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