のんびりまったりてんてん茶屋

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ぴ~すけの出産


実は子育て上手、(甘いママ笑)なぴ~すけがおかしな声をあげて泣いていたのは初めての出産が過ぎて間もない頃でした。いつの間に脱走していたんだろう??未だに謎なんですけど・・・(汗)
そんなある休日の午後、明らかに「なにか違う」と思わせる泣き声をあげて部屋の中をウロウロし始めました。
「ぴ~すけ?どうしたの?」落ち着きがなく目は明らかに何かを訴えています。そのうち、ぴ~すけの中から本当に小さい(親指位だったでしょうか?)
赤ちゃんが出てきてしまったのです。
まだ毛も生えていないあかむけの赤ちゃんはやはりこの世に生を受けてはいませんでした。それでも必死になってわが子をなめ続けるぴ~すけ・・・・。

急きょ箱を用意し、その中にまず赤ちゃんをいれてぴ~すけも箱に入っていきました。そしてぴ~すけが納得して出てくるまで待つ事に・・・・。
何かの本で母ネコはお産が終わって気が立っているとわが子を食べてしまう事があると、読んだ事がありました。
ひょっとしたら、ぴ~すけも食べてしまうのでは?と思いもしました。
どの位の時が過ぎたのか、ぴ~すけがトイレにたったそのときに箱をみると、
そこにはまだ赤ちゃんが・・・・。ずっと生きてる事を(息を吹き返す事を)
信じて体をなめ続けているぴ~すけ・・・・
でもそのままではあまりにも可哀相、ぴ~すけに見られないように箱からそっと出しガーゼでくるみ、ぴ~すけと出逢った竹やぶのそばに埋めました。
ママもココでてんと出逢ったんだよという気持ちと、また生まれてきてねとの思いを込めて・・・。

家に戻った私はぴ~すけをなだめるのに大変でした
「赤ちゃんいないの・・・」「どこにやったの?」そんな問いかけるような目で私を見つめ、なき続けるぴ~すけ・・・。
「赤ちゃんは土に返したよ、いい子だったよぴ~すけご苦労様」と、話しかけながら体を撫でてやりました。
2、3日は元気がなくぼーっとして窓の外を眺めたり、ため息?をつくような
そんな元気のないぴ~すけでしたが、次第に元気を取り戻し、モカ吉と遊ぶようになりました。

それまでネコの避妊について悩んでもいました
人の勝手な理由で産めなくさせてしまうのはどうなのか?と・・・。
毎回サカリが来る度に、せつなそうなぴ~すけ&モカ吉の声を聞いては
それでも、これ以上増えたら大変なことは身にしみて解っていましたし
経済的にも限りがあることなのだと思い早々に病院に行ってこなきゃだなと、自分に言い聞かせ眠りについたこともありました。
ただ残念なのは私がもう少し早く決断し手術さえしていればぴ~すけも悲しい出産を体験する事はなかったのだという事です・・・。

チョビ&ジルが我が家に来たのは本当に隙をついて?脱走してしまった事の結果なのです。前日に、病院に連れて行かなくてはと決めていたもので(笑)
それでも、くるのも拒まずの私(w
まぁ、その後まさか10匹のチビちゃんが来るとは想像もできませんでしたが・・・・・。
        その頃のぴ~すけ
お気に入りの場所

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