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Sep 18, 2006
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カテゴリ: 出来事
今日の日記は格別読み辛いです。最初に忠告申し上げまする。

ここずっと美味しいパンが食べたくて、安いのから高いのまで色々と
試していた。が、堪忍袋の緒が切れたというか、私の舌が日本の美味しいパンの
味を忘れてしまいそうなので日本のレシピを元に自分で焼くことに
一大決心をした。先日のパン第一号は全粒粉だったこともあって
レシピどおりには仕上がらなかったので、再挑戦もしたかった。

近所を探し回った結果、オーガニックの強力粉は無いと分かってがっかり。
あまりちゃんと調べてはいないから断定は出来ないが、
”強力粉”という物(若しくは言い方)は使わないのかもしれない。

充てた時間を尊重して、"naturally made"と書かれたパン用小麦粉で
手を打つ事にした。

どうせパンを焼くならお菓子も一緒に、と思い、アメリカのレシピから
ピーカン・ブレッド・プディングを選んで同時進行で挑んだ。
そのついでに、死にそうになってる庭の芝の水遣り(スプリンクラー)も。

なれないことを一度に3個も同時進行して大丈夫かな?と思ったが、
やっぱりパンは発酵時間やベンチタイムがあるから色んな事を
同時進行し易い。前回は合間にドア・ノッカーと隙間風用スカートの
取り付けを済ますことが出来たし。
それに、今回は室温が低かったので、プディングを焼いている熱が
パンの発酵の手助けもしてくれた。



ところが、プディングが焼き上がり、パンをオーブンに入れて間もなく、
鶏型タイマーがジリジリと鳴り出した。
果て、この鶏は私に何を訴えているのか?
スプリンクラーの位置はさっき変えたばかりだし、パンはもうオーブンに入って
しまっている。プディングにおいてはもう旦那が食べようとしていた。


結果はプディングもパンも上出来だった。パンにおいては摂氏と華氏の誤差で
少々焼けすぎた感はあったが。

ここで記念撮影をするところだったのだが、今回はすっかり忘れてしまった。
というのも、プディングを焼いてる時に旦那から電話が入り、
「クラスメートの女子ばかりが集まってポットラック・パーティするらしい。
鉄砲tamalesも声が掛かったけど、行く?」とお誘いがあったから。
それから大慌てで洗い物や着替えを済ませ、旦那が帰宅し出来上がった物の試食を
している内にすっかり写真など頭から消えていた。

どちらも日本の料理では無いが、手ぶらで行くのも、今更何かを作るのも
出来なかったので、結局それらを持参することにした。

パーティ宅へ着くと、パーキングスペースに素敵なパティオセットが設置され、
テーブルには赤いキャンドルと小さな花が飾られていた。
その横のキャビネットの上には脚のある大皿に氷が盛られ、横には
ワインやジュースがズラッと並んでいた。
それらを横目に玄関を入ると、目に飛び込んできたのは
こげ茶の革張りソファーと立派な梁のリビングルーム。
ソファーと梁の色が合っていて白い壁とのコントラストが心を落ち着かせつつも
モダンさを感じさせた。
大きな作り付けのキャビネットや壁にはアジアン・アフリカンなテイストの
小物が多過ぎず少なすぎず、計算された場所に飾られている。
これらも色調が部屋と合っている。
キッチンとダイニングは?と思いつつリビングを抜けると、
そこにはgirls, girls, girls!!!
白人が殆どという事もあり、文字通り人の壁が林立していた。
20人ほどは居ただろうか。
その壁の向こうには、食べ物が所狭しと並べられ、girlsたちの口は
止まる事を知らないかの如く、おしゃべりに飲食にとフル回転していた。
その中に知り合いのアジア人の塊を発見し、一安心したのだが、
なかなか食べ物の方へは行けず、しばらく飲み物片手に世間話。

girlsの中にはクラスメートではなく、クラスメートのガールフレンド2人も
含まれていたらしいが、話に寄ると何度か一緒に遊んでいる様子で、
輪の中にすっかり溶け込んでおり、結局誰がそうなのか分らなかった。

この日のホステスのAmyが気を使って何度か私と話をしてくれたお陰で
大分楽しめたが、言葉以前の問題で、女の子達の輪に入っていくのは
やっぱり苦手だ。私、女子校だったのに…。いや、それが逆にトラウマなのかな?
こういう時は輪に入っていく技が大事。入ってしまえば、隙間を見つけて
会話に入れるが、立食という事もあって、自己紹介しない限り
”知らない人が居るわね”くらいの視線のやりとりで終わってしまう。
この自己紹介のタイミングと押しの強さ、早く身につけたいものだ。

支離滅裂だが、話をインテリアに戻してしまおう。
Amyはカリフォルニア(確かL.A.)でレストランをしていただけあって
キッチンにはナイフスタンドのセットが2個もあり、
最近まで独身だったにも関わらず使いこなされた風のグリル・パンや
フードプロセッサーらしき大物グッズが備え付けキャビネットの上に並べられていた。
そして、そのレストランのエッセンスはバスルームにも見られた。
ここにも床から天井まである備え付けの細いキャビネットがあり、
そのお陰で普段使いのバスルームにも関わらず、ごちゃごちゃしたものが
一切出ておらずスッキリ。手洗いのシンクには石鹸の代わりに花瓶が
置かれ、枝物の生花が生けられていた。肝心の石鹸はというと、シンクのすぐ横に
ある便器の給水タンクの上にあり、ポルトガルかメキシコ風の青い平皿に
ドンと置かれていた。ついでに、シャワーカーテンは白地に青竹の模様で
ここにも多国籍な物達が清潔感を加えて飾られていた。

廊下からちらっと見えていたベッドも焦げ茶のfour-poster式でお洒落!
ベッドの位置は私(身長160cm)の腰の高さほど。
私の勝手な意見だが、ベッドは床からの位置が高く、スプリングとマットレスが
厚ければ厚いほどゴージャスに見える。
私もいつか、four-posterのベッドが欲しい!
これは趣味の変化はあったものの、小さい頃(当時はお姫様ベッド)からの夢だ。

かくして、私はあまり食べられなかったものの、プディングもパンもほぼ
完食してもらい、外は寒いが温かい気持ちで帰途に着いた夜だった。
旦那様、送り迎えをありがとう。





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最終更新日  Sep 20, 2006 03:56:25 AM
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