TESTAMENTO

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2021.05.02
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カテゴリ: 考えたこと
 友人の出演予定だった歌謡祭が、中止になったとの連絡が入った。
 今年は観客数を減らし、コロナウィルス対策を考慮した上での開催を、5月中旬に企画していたようだが、変異株感染流行の勢いの前には中止の決断をせざるを得なかったのだろう。
 3密どころではなく、2密、1密でも感染が見られ、クラスター発生も多発する状況では、誰もが納得する判断であろう。

 おそらく6月初旬に予定の別のカラオケ教室の発表会も、中止となるだろう。
 出演者だけの小ホールでの開催を企画していたが、とても前向きに取組める状況ではない。

 オリ・パラ大会は、意地でも開催実施を貫きたい模様だが、果たしてそれがパンデミックへの対応として意義があるのかどうか、疑問の多い判断である。
 ワクチン接種の準備不足や遅れが日々明らかになり、医療機関への負担がますます増えている中で、努力目標の提示しか出来ないような政治判断で進めて行って良いものであろうか。

 そこまでこだわるだけの意義が世界大会にあるのだろうか。
 …と思ったりする。


 走り出したら止まらないと言うレミングの死の行進と変わらないのではなかろうか。

 行けるところまで行って、そこでまた考えればいい…というのであれば、成り行き任せの問題先送りに過ぎないのではないか。
 「不都合な真実」には目をつぶり、未来へと向かう覚悟もなく、「現在」というミクロな世界での判断しかできないのであれば、そこで語られる美辞麗句に大きな意味はない。

 自分の命は自分で守れ、自分の生き方は自分で考えろ、…それが今の時代なのだろう。





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最終更新日  2021.05.02 02:43:20
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