お金を掛けずに勉強したい!!

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旧石器時代


まず、土器の有無という問題を確認しておくと…
土器のまだ無い時代= 先土器時代 (無土器時代とも)
といった。この時代は、最近では出題が減っているように感じられるが
地質学的には更新世と呼ばれている。

考古学的には旧石器時代と呼ばれ、ここは中学校からおなじみの 打製石器 が使用されている。
ちなみに、打製石器は次のような種類があるので注意
握槌(ハンドアックス)、石刃(ブレイド)、 尖頭器(ポイント) 細石器(マイクロリス)

特に、尖頭器と細石器はよく出題されている。
使用上の違いにも注意しておきたい。
尖頭器…木の枝の 先端 に突き刺して 使用
細石器…木の棒などの表面に 埋め込んで 使用

尖頭器をつける=槍、細石器をつける=釘バット  みたいなノリかな?笑

だいたいこういったものを使用して生活を送っていたわけだ。
さて、この時代の気候はどうだったのか?今と同じような感じだったのか?トンデモない!!め~っちゃくちゃ寒かった。そこにも注意ね。
4回の氷期(超寒い)と3回の間氷期(まだマシ)が交互に訪れていた。
そこまで寒いもんだから、海の水が凍っていた。今の南極大陸の上に氷が乗っかっているのと同じように、海の水が凍っていた。だから、日本列島は大陸と陸続きだったらしい。
だから、日本海が海じゃなくてデカイ湖のようになっていたらしい。

そんな地形だったので、歩いて大陸から日本に動物がやってこれた。
すると、その動物を追いかけて人間もやってくる。なんでかって?エサだから。

ということで、やってきた動物を覚えておこう。
北方から… マンモス象 とヘラジカ
南方から… ナウマン象 とオオツノジカ(大角鹿)
※中国南方から…ステゴドン象

まあいろいろやってきていた。美味しかったかどうかは全く解らないけど肉好きな私としては、アニメのような骨付き肉を丸カジリしてみたいと思う。今でも思うくらい、いやホンマに。苦笑


さて、ここまで話しててやっぱり疑問に思うのは、
「お前、なんでそんな昔の事知ってるねん?」
て思うだろうね。私自身が同じ事思ったことあるから。

こういうのは遺跡から解る。遺跡で 砂遊び 発掘調査してる人たちが、今でもいてるでしょ?ああいう具合に、土の中から出てきた色々なものを調べると解る。
炭素の半減期を利用…(う~ん文系はしんどい話か?)
まあようは、結構詳しく解るってことだ。笑

でね、その遺跡と発見したヤツが居る。こいつを覚えておこう。
岩宿遺跡=相沢忠洋 (アイザワタダヒロ)
岩宿遺跡の場所は?そうそう、群馬県ね。関東平野一帯に広がる赤土の 関東ローム層 から発見された。
まあ、他にも明治大学が調査したとか長谷部言人(ハセベココンド)変な名前のおっさんが研究したやらなんやらってあるけど、そういうの好きな人は大学で考古学を選考して、好きなだけ調べてくだされ。で、解った事があれば、ここの私書箱に書き込むように!!


さあ、土の中から骨が発見される。今でも白骨が発見されるとマスコミ来るわ、警察来るわ野次馬たかるわで大騒ぎになるが…そいつをまとめておこう。

超有名な化石人骨君達
牛川人骨(愛知県 豊橋市
港川人(沖縄県) =唯一のほぼ完全体で発見されている
この2つが鉄板かな?他にもあるから一応名前くらい紹介しておくとしよう。別に最初に覚えなくても良いぞ~

その他の化石人骨君達
三ヶ日人(静岡県の愛知県よりのあたり)、浜北人(静岡県の上のほう)、葛生人(栃木県)、聖岳人(大分県)

まあ化石人骨君達もいろいろあるけど、流石にコイツを知らないヤツは居ないだろうから書かなかったけどさ…
ま・さ・か!!!
明石人を知らんとか…勘弁してね。それは日本史の辞書で調べてみてちょうだいな。

ということで、一日目はここまで~♪♪





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