出逢い、両想いに至るまで

●出逢い、両想いに至るまで

彼と初めてあったのはいつのことだっただろう・・・。
確か、彼はまだ中学校に上がりたてだった。

あたしと彼は、とある芸能団体のメンバー同士で、あたしが東京支部で活動3年目の頃、
彼は当時できたばかりの岐阜支部に入団しました。初めて逢ったとき、年の割になんて
礼儀正しい子だろう・・・と感心したものです。

逢えるのは年に数回だったけど、彼はあたしによくなついてくれました。
『あいこさん、僕の演技チェックしてください!』
『もっと東京支部と共演できたらいいのになぁ!』

いつからでしょうか。彼が自分のことを“僕”から“俺”と言うようになり、背が高く
なってあたしを見下ろすようになったのは。
そんな成長を、当たり前のように見てきました。
恋愛の対象になど、考えたこともありませんでした。あたし達メンバーは、同じ支部の
仲間はもちろん、支部が違っても家族のような感じなんです。

それがいつの間にか、あたしは彼を心から信頼するようになり、彼も又、あたしだけに
心の内を打ち明けてくれるようになりました。

“お互い、一番の理解者になろう”

そう誓い合ったのは、今年に入ってからのこと。この日は一晩中語っていたのを覚えて
います。いろんな話をしましたが、本当に大人になったな~としみじみ思いました。

それから数週間後、あたしがあることで悩んでていつものように一人で抱え込んでいた
のを、メールの様子から察知した彼が電話してきました。

『あいこさんが俺のこと理解してくれるように、俺もあいこさんのこと理解したいって
言ったじゃないですか!そう決めたからには、本当はそばで支えてあげたいです。けど
できないから、話を聞くくらいはしてあげたい。それで楽になってくれるなら、自分は
嬉しい。一人で苦しまれる方が俺もつらいです。・・・あいこさんにはいつでも自分が
いますから。だから一人で抱え込まないで、一緒に悩んで一緒に答えを見つけましょう』

・・・本当にこれが中学3年生でしょうか(- -;)
あたしが、今自分が大学で学んでることや夢に向かって勉強したいから団体を引退しよう
か悩んでることを話したときも、『例え引退してしまっても、あいこさんじゃなくなる
訳じゃないし、信念を持って好きなことをやっていてくれれば、俺は嬉しいですよ』と
言ってくれました。

この言葉を言われてから、あたしの中で何かが変わりました。
何かとても、大切なものを感じるようになったんです。
彼があたしの中で特別な存在になりました。

他のメンバーから、彼の好きな人があたしだということは聞いています。
けれど、彼の兄が現在あたしに猛烈アタック中ということもあり、今彼とどうこうなり
たいとは思えません。彼も同じような気持ちだと伝え聞きました。
だから、今は自然の成り行きに任せようかと思っています。

今、間違いなく彼は“特別な人”です。
彼も、あたしのことを“特別な人”と言ってくれました。

7歳の歳の差・・・。
気にならないと言ったら嘘になります。
けれど、今のあたしには彼が一番の存在だから、頑張っていきたいです!

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

<その後・・・>

HP開設4日目の5月23日。
彼からの告白を受け、自分の想いも伝えました!
複雑な関係を続けていくことになった二人ですが、温かい目で見守ってください(^ ^)

告白の経緯は 5月23日の日記 と、 5月24日の日記 をご覧ください☆


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