・4日め PM

*  カンボジア   4日目PM   *   







2006.1.5 pm  



午後は 半日観光コースに申し込んで
好きなところを周ってもらうことに


ダンナくん 「もう一度 バイヨンが見たい!」


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ということで  バイヨン

ここの修復作業を行っているのは
JASA (日本国政府アンコール遺跡救済チーム)

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前回と違う方向から 中へ


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見る角度によって 表情も違って見える


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ここから 四面仏と反対向きに立って
顔の位置を合わせて チュッ♪ とした写真を撮るのが人気なんだって


もちろん 2人ともやりました~
観世音菩薩のご加護があるかしらん



違う入り口から入ったら
また違った印象を受けました
今度 また来ることができたら
壁画をゆっくり見て周りたいな




次は 前回とばした  Baphuon (バプーオン)

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意味は  「子隠し」


昔 シャムの王がクメールの王に息子を預けたが
クメールの家臣たちが 息子を殺害してしまう
それに激怒したシャムの王は クメールを攻めに来た
クメールの王は 自分の息子が狙われるのを恐れて
この寺院に 息子を隠した

・・・というのが 名前の由来
11世紀中頃建立  ヒンドゥー教寺院


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現在修復中  一部しか見ることができません

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裏に回ってみたら 大工事中でした
何年もかけて修復作業にあたるそうです




歩いて  Phimeanakas (ピミアナカス)  へ

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「天上の宮殿」 「空中楼閣」  の意味
王族の儀式の場だったそう

11世紀中頃  ヒンドゥー教寺院



アンコールワット、恐怖の階段を思い出させる傾斜
これは・・ 登れない・・


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と思ったら  手すり付き階段発見!

ガイドさんも 階段の存在を知らなかった
最近できたばかりのよう


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上はこんな感じ
中央祠堂があったらしいけど
ほとんど崩壊してしまってました


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頭部のない、倒れてしまったお獅子(かな?)


この寺院には 9つの頭を持った女身の蛇神の精霊がいて
王が毎晩 蛇神と床を共にしなければ
国は衰退し、王も死ぬ、という伝説があるそうな




アンコール・トムを出て
向かったのは  Ta Keo (タ ケウ)

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意味は  「ケウおじさん(長老)」

1000年頃の建築で
上には5つの塔が立っており
アンコール・ワットの前駆と言われているらしい


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ここも 結構登るの大変だった


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建設中に数々の災難にあったことで
縁起が悪いとされ 未完成のまま放置
石を積んだだけの状態で 彫刻も何もなく
本尊も不明なんだって


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中央塔もまた、恐怖の階段


「上に子供達がいるかもしれないので
気をつけてくださいね」

ガイドさんの言葉通り、
天辺に 子どもが大勢いて
ちょっと危険を感じた・・ とは ダンナくんの話




この後 ものすごいガタガタの道を通って
Aki-ra Mine Museum (アキー・ラー地雷博物館)


博物館、と言っても屋外で
アキー・ラー氏が撤去した地雷が
山のように並んでいたり
内戦時の写真や絵が展示されています


今でも 危険な状況の中、
撤去活動が行われているんですよね・・
まったく戦争ってものは・・ と、怒りがこみあげずにいられなくなる




続いて  Killing Field (キリングフィールド)  へ


名前の通り、ポルポト政権時代(1975-79年)に
数千人が処刑された場所


慰霊塔が建てられていて
犠牲者の骨を目の当たりにしました


この時代には 200万人以上もの人が
まったくの無実なのに 文句をつけられ
次々に殺されていったそう


200万人、って・・・
人の命を何だと思っているんだろう


と、怒ってはみたものの
実は ポルポト政権について詳しくないtimo、
自分の知識の無さを反省


いろいろと考えさせられたと同時に
世界平和を心から祈りたくなりました





半日観光は ここで終了
またオールド・マーケットへ行って
ちょっと一休みすることに

lgc

ダンナくんが行きたいと言っていた
「Le Grand Cafe」  で アイス♪


キャラメルプラリネ&パッションフルーツを頼んだのに
パッション~がチョコレートになって出てきた
変えてもらうのも面倒だったので そのまま頂く
溶けるのがめちゃ早くて 
落ち着いて食べられないのはベトナムと一緒  暑いもんね・・


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急にお店の電気が消えた!
まだ5時なのに 閉店?、と思ったら
辺り一帯 停電~~



暗い中、またマーケットへ行ってみる
みんな慣れているらしく
使いかけのローソクが灯っていた



復旧されないまま、夜
レストラン  「THE SOUP DRAGON」
ローソクの灯りのもと、 晩ごはん


ローソクを手に持ってトイレに入る、という
初めての体験をしたのでした




帰りは トゥクトゥクで♪
ホテルまで US$1でした




☆ 出発 へつづく ☆ 








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