妊娠の喜びもつかの間。
仕事を続けていた私は職場のトイレで出血していることに気付く。
少しの腹痛もあったのですぐ早退して病院へ。
「切迫流産です。絶対安静ですからトイレとお風呂以外は寝てて下さい」
まさか!!!!不安でいっぱいになり呆然。
そんなに酷いの?
頭の中は真っ白になった。
「流産の原因は赤ちゃんに多いのですが、
今回は母体に原因がありそうです。」と言われた。
ガ~ン(-。-、)グスン
自分に原因があるなら尚更ショックだ。
「駄目になってしまうこともあります。」と先生。
えーーーーーっっ!!!!!
診察が終わってもすぐに退席できなかった。
現実を受け入れることが出来ない私は
呆然としたままロビーで会計を呼ばれるのを待っていた。
その時、一人の看護婦さんが私の横に座り小声で話しかけてきた。
「仕事してるの?こんな状況になると女性は自分の体を
責める人が多いけど、そんな風に思っちゃダメよ。
お仕事はしばらく休んだ方がいいわね。できる?」
私はもう号泣寸前。
誰かにすがりたい気持ちでいっぱいだった。
病院を出た瞬間、携帯が鳴った。
早退して病院へ行った事を知らせていた旦那からだった。
「仕事終わらせたから車で迎えに行くよ。
そのまま待ってて」
先生から言われた事を話そうと思ったけど、
もう言葉にならず声を聞いた途端、堪えてたものが溢れ出して
病院前で人目も気にせず大泣きしてしまった。
夫婦は喜びを2倍にし、悲しみを半分にすると言うが
まさにその時は私の悲しみを半分旦那が背負ってくれたように感じた。
その後、止血剤やホルモン剤など数種類の薬が処方されたが
出血は約3週間続いた。
赤ちゃんの生命力を信じたい気持ちと不安との戦いだった。
その頃から酷いつわりも始まり、
体重は一気に6kg減り点滴までした。
先生から「もう大丈夫。赤ちゃん大きくなってるよ」と
言われたのは、4ヶ月に入る頃だった。
先輩ママの友達や家族にたくさん励まされて乗り越えた。
一人だったら心を押しつぶして不安に負けてたと思う。
今でも子供の顔を見ては、この当時を思い出すことがある。
よく頑張ったね。

