2005.02.01
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カテゴリ: パリの思い出
赴任した年は、ちょうどアメリカが国連をはじめてとする国際機関等の分担金の踏み倒しをやったときで、各機関とも支出削減で大変だったときです。

組合が弱い組織ではかなりえげつない「生首切り」もあり、赴任直後に宿を提供してくれたマダムもその憂き目に合い、話を聞いて結構ショックを受けました。

彼女は秘書職で50代半ばです。これまでずっと、結構偉い人の個人秘書として長年働いてきたベテランだそうですが、ある日突然異動を言い渡され、ぜんぜん違う部署で、何人かいるほかの秘書たちと一緒に国際会議のロジをしたり、数人いる管理職の世話に当たることになったそうで、慣れない仕事にだいぶ苦労していました。

また、職場は、退職後の心構えや再就職準備に関するセミナーをいくつか開催し、50代の一般職員に有無を言わせず受講させ、早期退職プランも提示されたそうです。

手法としては、セミナー受講などで、まず対象者に「あなたには職場から出て行ってもらいたい」というメッセージを送るとともに、慣れ親しんでベテランとなった業務から切り離し、慣れない仕事をさせて勤務評定を落として自信をなくさせて居づらくしたところで、早期退職プランで釣って退職に持ち込む、という感じでしょうか。

当時、日本型の終身雇用システムは良くないからよりよい西洋型にスイッチしなければという論調が一般的でしたが、実際にその「西洋型」システムの中に入ってみて、それが使い方によっては、いかに経営者側に都合がよいかを逆に思い知ることになりました。





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最終更新日  2005.03.01 12:00:23
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なかのたろう @ -TAKESHI-さん >そのショップの対応は悪いですね。 え…
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