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2015.05.06
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その連休明けに現れる心身の不調が五月病。近年は職場に
いる間だけ気分が落ち込む新型うつも目立って、いずれも
悪化すれば本人も企業も苦しむ。専門家は「企業は能力を
認めてあなたを採用している。だから自分を責めないで」
と話し、日常でのストレスとの向き合い方、周囲の気づき
の大切さを訴えている。

五月病は学生や新入社員ら若者に発症が多いと思われがち
「社会人は入社後も異動や転勤など生活が一変する機会が
多く、どの年代でもかかる可能性があると認識を広げた方
がいい」とある専門家は助言する。

定年間際で単身赴任をしたり、わがままな部下が異動して
きたり。職場環境や人間関係に辛抱を続ける中で、管理職
や年配社員が不調を訴えるのは珍しくなくなってきた。

「前任者と比較され自信をなくした」「望んだ職場環境と
違う。辞めたいが辞められない」「仕事を教えてくれない。
必要とされていないように感じる」…。ある専門家の元には、
ベテランから若手まで、全国から年間延べ8千件にものぼる
相談メールが届くとのこと。

研修後、先輩に掛けられた「もう一人前だから」のひと言
から、「期待を裏切れない」と誰にも相談できなくなった
新入社員。目標の役職に昇進したものの、張り切りすぎて
オンとオフの切り替えができなくなり体調を崩した管理職。
五月病の実例は数限りない。

肝心なのはストレスとの向き合い方とか。「ストレス源は
なくならない。どうためないようにするか。『平日は我慢し、
週末に解消』ではなく、『その日のストレスはその日に発散』
が理想」だと。昼寝でも軽い運動でも、毎日続けられる解消
法を持つことだ。「ストレスは必ずしも悪ではなく、上手に
付き合えば成長につながる。ばねにする視点も持てればいい」

職場の対応も大事になる。「連休明けに、持ち物や身なりに
変化はないか、会話や表情は曇っていないか。本人に自覚が
なくても周囲が気づくことが早期対処への第一歩になる」

新型うつの場合は会社を休んだり遅刻が目立つ場合も。
「サボりや怠慢と断じればさらに追い詰めることになる。
当人の気持ちを受け止め、結論を急がないことだ」。最後まで
話を聞く、穏やかな表情でゆっくり話す、理解できないことは
「理解したいから」と聞き返す-が重要という。

 司に不調が見られる場合は、「上司の上司に報告するのが
一つの手。告げ口になるのではと後ろ向きに思わずに、『調子
が悪そう』『サインが出ている』と伝え、支援の橋渡しをして
もらうこと」と助言する。

五月病に気づくためのチェック項目
●好きだった物事に興味が湧かない
●人と接したり会話したくない
●体が疲れやすい
●不眠傾向で眠れない、朝に起きられない
●食欲がないか逆に過食気味である
●運動したり、外出したくない
●仕事着や背広に着替えるのがおっくうに感じる







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最終更新日  2015.05.06 20:56:47
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