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2006.02.15

２００６年２月１４日　エリザベート10周年ガラコンサート　千秋楽　スペシャルバージョンを観てきました。

エリザベートと言えばオーストリアの皇妃

そしてミュージカル「エリザベート」は
オーストリアの皇妃エリザベートと、彼女を愛した黄泉の帝王トートの物語。

脚本・作詞　ミヒャエル・クンツェ
作曲　　　　シルヴェスター・リーヴァイ
ウィーン劇場において１９９２年初演されました。

そして日本初演は１９９６年２月　宝塚大劇場で宝塚雪組公演
「エリザベート」－愛と死の ■ ロンド ■

ミュージカル「エリザベート」はエリザベートが主役ですが
宝塚版「エリザベート」では黄泉の帝王トートを主役に宝塚らしく仕上げています。
その初演のトートを演じたのが一路真輝。
現在では東宝ミュージカル「エリザベート」でエリザベートを演じています。

宝塚主演男役でトート、そして退団後女優としてエリザベートを演じるなんてすごいですね。

ちなみに前回の東宝ミュージカル「エリザベート」ではトートを
内野聖陽と山口祐一郎のダブルキャストでした。
今年も再演されるそうです。（配役は変わっているかも）

私は内野聖陽のトートの時に観ました。
男性のダンサーの踊りはすごい迫力だなと思いますが
やはり宝塚版「エリザベート」のほうが好きです。

宝塚版ではカットされて宝塚らしい夢物語になっていました。

この「エリザベート」はかなりの回数観ていますが
何が良いって、音楽がすばらしい！

今回観た「エリザベート10周年ガラコンサート」は
宝塚歌劇団のＯＧたち（現役時代に「エリザベート」を演じた人）が出演

セットも小道具もありません、舞台上にはオーケストラがあって
その前のステージでマイクを持ってストーリーに沿って歌うのです。
でも衣装は場面ごとに変わっていくのでセットがなくても
小道具がなくてもその場面が目に浮かぶようでした。

スペシャルバージョンと言うのは、今回トートとエリザベートがダブルキャスト
だったのですが１日で二人とも出演するのです。

１部　　　トート　姿月あさと　　エリザベート　白城あやか
２部　　　トート　麻路さき　　　エリザベート　大鳥れい

という配役でした。

姿月トートは歌い上げる歌の後はすごい拍手が鳴り止まなかった。
歌でこれだけ感動を与えられるのはすごいです。
白城エリザは上品で可憐なエリザでした。

麻路トートは人気のあるスターさんですが、もともと歌がお得意じゃない
宝塚では芝居や雰囲気でカバーできて素敵なのですが
コンサートとなるとちょっと厳しい。。。
特に姿月トートの歌を聴いた後、余計にそう思うのかも・・・
またミュージカルで観てみたいトートです。
大鳥エリザはかわいいエリザでした（２部なのでかなり年取ったエリザなのですが）

そしてすばらしいのが稔幸フランツと樹里咲穂ルキーニと絵麻緒ゆうルドルフ。

稔フランツは結婚されて舞台には少しブランクがあったのですが
それを感じさせないすばらしいフランツでした。

樹里ルキーニは最初はいきりすぎかな？と思う場面もありましたが
すぐに歌もトーク？も完璧。

絵麻緒ルドルフは出番は少ないけどイメージぴったりでよかった。

美々杏里ゾフィーも他の方々もとってもよかったです。

ただ個人的には東京公演しか演じていない香寿たつきルドルフが観たかった。

このコンサートはチケットが取れなくてオクでやっと入手
苦労して行った価値のあるコンサートでした。

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