まず多動等の行動を理解する。
ADHDは脳内のドーパミンの量の不足の為に起こる。
なので自然とドーパミンを増やすための動きをしている。
ドーパミンの量を増やすものは何か。
・アルコール・たばこ・麻薬・食べ物・ゲーム・リタリン・褒められる・運動。。。
これらのものや行動はドーパミンを増やす作用がある。
認められないものもあるが中には注目してもらいたいモノもある。
1つは運動。普通の体操などもこれにあてはまるが、多動も運動の1つである。
自分自身で足りないドーパミンを出すため走り回る人、絶えず貧乏ゆすりをしてる人、
指をずっと動かしてる人、色々なタイプがあるがやめさせよとしてもできない。
無理に全部をストップさえるのではなく、人の迷惑がかからないような方法を教える。
例えばクッションボールなどのやわらかいボールを握るようにさせるとか硬い紙をに握り続けさせる等。
また喋りすぎるのも多動のひとつで、本人は独り言や声の大きさも喋りすぎなこともきづかない。
なので「小さい声で喋って」と注意を促したり、5段階表示で声の大きさを示してあげる。
今ある問題行動をゼロにしようとしなくても人に迷惑をかけない方法を覚えればいい。
また”こだわり”を全部否定しないことが大事で家で出来ることは可能な限り譲歩してやり、但しその他の場所では通らないことを覚えさせる必要がある。
共通の困りごととしては一見普通に見えることが挙げられるが、
そのため、何かをしなければいけない場面で出来ないことが、怠けてしないと周りに誤解されてしまう。
ADHDは量的な障害で量というのは減っていく物である。
また非言語性LDは質的な障害でこちらは減ることは無い。
本人が変わるのはとても辛いことなので周りが環境を整えてやり、また、予定変更の訓練が大事だ。
どちらも重要なことは大きな紙に書いたりして本人だけでなくみんながチェックすること。
但し、一緒に考えはしても決して代わりになってはいけない。
自立に関しては自分を知ることが大事(告知とは別)。親のサポートも限度があるので自立を含めたサポートを視野にいれ親がいなくては何も出来ない状態にしない。
また学校でただ1度でもいい先生に出会えば自分も出来る時があると分かるので大人になって自分自身で環境作りが出来るようになる。
そして限界を知ること。同じ年の子と同じ事はできないが、子ども自身の課題プラス1のことが出来るようにする。
余談だが非言語性LDは1人でいる時間がとても大事で
学校でも1人でいられる場所を確保しておくことが気持ちを落ち着かせ
不登校などを防いでくれる効果がある
最後に告知の問題。
ADHDが分かるまでに問題が無いと思われていた人ほど告知は難しい。
告知有無はされる者の性格による。しかし対応は同じ。
ADHDと言わないでこういう傾向があるから・・・で済む場合がある。
周りはADHDがあろうと無かろうとその子丸ごと認めるメッセージを発することが大切だ。
それが無いと自信がなくなり自分を高めていくことが出来なくなる。
親は1人ではがんばれ無い。勉強することと、共感することが大事だ。