今日は、欧州宇宙機関 ( ESA ) 初の月探査機スマート-1(Smart-1)が燃料が残り少なくなったため、9月3日、月の表側の南半球にある「優秀の湖(Lake of Excellence)」に衝突させることになったという記事をご紹介します。
まず、スマート-1は、2003年9月27日、アフリカのギアナ(フランス領)のロケット発射場から打ち上げられた月探査機で、Smartとは、ESAの高度技術に基づく小規模ミッション(Small Missions for Advanced Research in Technology)のことで、実に16か月もかけて月に到達したそうです。