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2013.07.05

『殺しの暗号！天才少女ＶＳ最も優秀な刑事』

内容
“碧き予言者”を名乗る犯人による宝石強盗事件が発生していた。
犯行予告があったにもかかわらず、警察はイタズラと判断。
対処を怠り、世間の非難を浴びていた。

そんななか警視庁公安部の警部補、矢部謙三（生瀬勝久）は、
部下の秋葉原人（池田鉄洋）とともに、
警視総監、御手洗ちかお（大和田伸也）の就任披露の会に出席する。

妙な暗号に困惑する出席者達。矢部も。。。その一人だった。
が。そこで偶然、出会った御手洗の娘・未来（畠山彩奈）に翻弄されながらも、
未来の推理どおりの場所で、犯行が発生する。
「オレと同じ推理」と矢部は自慢気だったが。。。。

その直後には、御手洗に接近し。。。全てを任されたと感じた矢部は、
事件の被害者である大道寺文乃（秋本奈緒美）オーナー、
城山ミチル店長の話から、３０００万の宝石が盗まれたことを確認後。
テレビ画面を通じて、碧き予言者を挑発するのだった。

すると、ふたたび碧き予言者から犯行予告が届けられる。
国木田晃（佐戸井けん太）公安部長の命令で、
所轄の新橋署刑事・網戸（賀集利樹）とともに、矢部は捜査を開始。。。。

矢部は、未来を頼り。。。。。

敬称略

２０１０年放送の《警部補　矢部謙三》

その。。。第２弾！

まさかの《トリック》スピンオフの。。。続編。

“なぜ、今なのか？”は、理解不能なのだが。。。。（苦笑）

今期２０１３年０７月期のドラマは、続編三昧なので、

あえて、そういう部分を狙った可能性もあるのかもしれません。

さて。お話の方は、あいかわらずのバカバカしさで。

まさか初回から、ハルさんとジャーミーが登場するとは思いもしませんでしたが。

それでも、今作らしさというか、《トリック》らしさは、あったとは思います。

どっちにしても、完全に、好みが分かれる作品なのは言うまでも無い。

今作《２》。。。かなり思い切っているのは、

《警部補矢部謙三１》や《トリック》の矢部謙三では、
有り得ない事をしていること。

そう。。。

もちろん矢部らしく。。。ではあるが、

意外と、真面目に捜査していることだ。

《トリック》では、捜査しているような、していないような。
バカンスを楽しんでいるような印象の矢部謙三だった。

また《１》では、他の部署の人間が真面目に捜査。
なぜだか、矢部が巻き込まれるという描き方だった。

しかし今作《２》では、手柄の横取りではあるが、
“目的”が存在するため、真面目。。。。なのだ。

さすがに、驚いてしまった。

でも、もしかしたら。

矢部謙三というキャラを引き出すには、

今回のカタチの方が、良いのかも知れません。

偶然も面白いんだけど、小ネタ頼りになるという大問題があった。

だが今作では“相棒”が、子供だからこそ、
矢部の真面目さというか素直さ？も目立つわけだ。

まあ、言ってみれば《名探偵コナン》パターンですね。

予想していた以上にテンポも良いし、展開も悪くない。

意外と、完成度の高い刑事モノに仕上がってしまっている（笑）

．．．．
これ、まさかと思うが。。。。映画直前に

未来を登場させて、ＳＰでもやります？

“土曜ワイド劇場”枠なんかで。。。。

基本的に、《トリック》は、視聴者を選ぶので、

どうしても、高い壁が存在していた。

でも、今作のパターンだと、普通に楽しめますよね。

“らしさ”を描いても、ベタに近いし。

たとえ、くだらないオチなどがあっても、

単純に楽しめる雰囲気もある。

今回だけかもしれませんが、

場合によっては。。。。《トリック》を越える可能性もあるんじゃ？。。。。

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