江戸東京ぶらり旅

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都立の庭園

都立の庭園ご案内


 都立の庭園のご案内です。「最寄り駅」や「見所」をごく簡単に書いておきます。「*印」は(財)東京都公園協会の「東京のオアシス発見都立庭園案内」のタイトルです。また,私自身がこれら庭園を訪れた際の写真なども載せておきました。まだの庭園については順次掲載していく予定です。

1. 浜離宮恩賜庭園
 ・大江戸線汐留駅か築地市場駅
 *徳川将軍家の庭園
 ・潮入(海水を引いた)の庭園,殿様の鷹狩りの場でした。西側に汐留の高層ビルが立ちはだかっています。植えられた松の木の形がすばらしい。お弁当持参で都会の喧噪から逃れるのもいいですよ。
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2. 旧芝離宮恩師庭園
 ・大江戸線大門駅かJR浜松町駅
 *江戸最古の大名庭園
 ・浜離宮の南となりにあります。かつては潮入の庭園でしたが,現在は淡水。入ってすぐの藤棚や雪見灯籠,庭園内で最も高い大山からの庭全体の眺めはおすすめですよ。


3. 小石川後楽園
 ・大江戸線飯田橋駅かJR総武線飯田橋駅
 *水戸黄門ゆかりの庭園  
 ・東京ドームの隣です。かつて神田上水が流れていた場所にかかる円月橋の水面にうつる形はみごとな満月の形。光圀が完成させた庭園で,春は桜,夏はハスが綺麗ですよ。隣の遊園地からの黄色い叫び声も聞こえてきます。
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4. 六義園
 ・JR山手線駒込駅,地下鉄南北線駒込駅
 *和歌を基調とした江戸の大名庭園
 ・門を入ったところにあるしだれ桜は見事。柳沢吉保自ら設計した庭園,和歌に詠まれた名勝の景観が再現されています。さすが知識人のやること,「六義」というのも奥深い意味がありますよ。
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5. 向島百花園
 ・東武伊勢崎線東向島
 *四季,日本の桜が咲く庭園
 ・骨とう商を営んでいた佐原鞠塢が当時の文化人達の協力を得て造られた,庶民的で文人趣味豊かな庭です。萩のトンネルや,芭蕉などの句碑,春・夏・秋の七草がみどころ。多少不便ですが,近くには吉備団子屋や桜餅屋などあって,これも楽しみ。


6. 清澄庭園
 ・大江戸線清澄白河駅
 *全国から名石が集まった庭園
 ・もとは紀伊國屋文左衛門の屋敷跡,明治になって岩崎弥太郎が庭園造成をしました。隅田川から水を引いて,泉の周りには全国から集めた名石を配置した回遊式林泉庭園です。門前仲町の富岡八幡でお参りして,深川飯をいただいて,というコースもいいですね。


7. 旧古河庭園
 ・JR京浜東北線上中里駅かJR山手線駒込駅
 *洋館とバラの庭園
 ・もとは陸奥宗光の別邸だったところ。丘には洋館,その下の斜面にはバラ園,低地には日本庭園を配置してあります。ここもジョサイア・コンドルの設計。建物内部の見学は予約が必要です。申し込みは(財)大谷美術館 TEL 3910-8440へ。私の撮った写真(下)。
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8. 旧岩崎邸庭園
 ・千代田線湯島駅
 *和洋の建築文化の粋を示す庭園
 ・和洋併置式の邸宅。洋館には英国人ジョサイア・コンドルの設計によるイギリス・ルネッサンス様式を取り入れています。ガイドツアーの時間に訪れると,無料で案内してくれますよ。地下道で結ばれた撞球室(ビリヤード場)も一見の価値あり。庭で持参のお弁当を広げるのも贅沢な過ごし方です。
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9. 殿ヶ谷戸庭園
 ・JR中央線国分寺駅か西武線国分寺駅
 *武蔵野の山野草と湧水の庭園
 ・もとは満鉄副総裁江口定條の別荘,のち三菱財閥の岩崎家の別邸となりました。武蔵野を感じさせる樹木や野草が数多く見られます。春にはニリンソウなどにおめにかかることができますよ。

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