女の宴

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2009.01.07

電話は嫌い

(10)

テーマ：心のままに独り言(9469)

カテゴリ：酔って書いてます

１人ポッキリ
関西地区へと移住した彼女は
まず
テレビチャンネルの多さに驚きつつ

”トンカツ””カラアゲ”等々の豚、鶏肉に初ご対面する。

「アパガヨーッッ！！」 ←驚いた時な島の方言。

それはそれはヘンゼルとグレーテルのよな
食べ物豊国へ来た気がしたと・・・

彼女は夜な夜な食い倒れに走り、ブラウン管へ朝までかじりつき

体調を崩した。　ただの胃腸炎・・・・

この時やさしく病院通いを手伝ってくれた男は
彼女の一人部屋に転がり込み

後に夫となる。

”この人ならあたしを一生大事にしてくれるだろう”　と

女が弱った時、男が付け込む戦法に
彼女は気付かなく結婚を決意し

ある意味ストーカーなこの男に導かれ男の実家へと向かう。
この時
男の母から第一弾で発せられた言葉は

「あんた。ウチの金目当てやろ？」たっだそうな。

正直、彼女は男に何の財産があるのか知らなかった。
ストーカーだったから・・・
そこで
矢継ぎ早に放たれる

「あいつ。ぶっさいくな女連れて来よったでぇ～っ」と

伝言ゲーム？いや
しかし、聞こえるよう
流れて行く親戚たちの会話に　『すまん。』と彼女は思ったそうな。

しかし

この男の家は
ちょっとした店を２店舗持っているだけで
『どこに金が？』と
疑い始めた彼女は

結婚後

人間扱いされずも、睡眠削り
無償で家業を手伝いさせられました。

『今思うと、ちょびっとアウシュビッツだ。』と振り返る彼女は
それに
手を差し延べて助けてくれなかった夫を
うらみながら

当時、奴の子供を身ごもっていた。

この時点であたしはあの男をガス室に送りたいのだが・・・・・

彼女は
お腹の子供を頼りに頑張る。

夫が「しんどいから先帰るわ。」←何でお前がっ！？
と
仕事放棄で帰宅しても
深夜まで姑に働かされる彼女に

グーパンでもしてやれっ！！グーでパンチやっ！！ と
あたしは助言もした。

どちらに？姑？夫？を聞く彼女には
ん～～～

本能の赴くまま気の向くまま・・・・を言ってみたけど

『できない。』
自分は両親亡くして帰る所がない。て言われ
まぁ、あなたがよければそれでいいけど？を思ってた訳です。

しかし、出産直前まで姑にこき使われたためか

流産の結果となってしまいました。

彼女がその傷と悲しみに暮れてた翌々日くらいに

「いつまでメソメソしとるんやっ！早う働けっ！！」て
たたき起こした姑に

『グーパン。してしもうたっ！』 らしい彼女は

慌てて電話をしてきました。
　　　　ようやったでーっっっ！！！

と。
盛り上がってしまったわけです。
その後

よく分かりませんが？あたし丸投げ？

夫と共に、家業も捨て盆も正月もずっと訪問しなく
実家と距離を置いた彼女は
この男の子を再び儲け

無事出産できました。安堵したのも束の間

彼女のその出産先の病院へ
鬼姑が３日後位に現れ

「息子が来いとうるさいから来てやった。」 を言い
初孫も抱かずして帰ったそうな。

そして全くの音信不通から

この姑は最近入院をして余命３ヶ月だと
彼女は親戚筋に聞いたそうです。

あたし的には

”へぇ。憎まれっ子世に結局はばからないかぁ・・・”やばい。
の
感想でしたが
彼女は
「お見舞い行くべきかなぁ？」って聞いてきたので

好きにして。と答えました。

「行くべきよねっ！？　行かなきゃ行けないっ！？」って
電話口で叫ぶので

さぁ知らん。けど

あんたの夫に聞いてみたら？を言ったら
「一緒に行ってくれと言われた。」と言う。

　　ほなら一緒に行けば？　　行きたくない。

　　じゃぁ、お前だけ行けと言えば？　　言えない。

・・・・・・・・・・・・・・・・プチッ

あたくしそこまでヒマじゃないので４択入りま～すっっ

●根付きの花片手に

「天国イケるかな～っ？　無理かしら～っ？！」
と、枕元に置いて来る。

●「お義母様今までありがとうござした。感謝してます。」
と、ウソをこいてもその後自分の寝付きを良くする。

●「あんたの息子が行けとうるさいから来てやった。」
の報復行動を伝える。

か

●「ほっとけ。」

じゃっ。と言い電話を切りました・・・・