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『企業価値』について





※「企業価値」

 主な定義は次の3つです。

 1)企業価値とは、その企業が生み出すであろうキャッシュフローの「現在価値」です。「現在価値」というのも分かりにくいですね。例えば、1年後の1万円と2年後の1万円、それに3年後、4年後の1万円では、各々厳密には、値打ちが違います。金利とかコストとかが絡むからです。1年後の1万円には、現在の1万円に比べて、1年分の金利とコストが加わっていることになります。そこで、その金利とコストを割り引いて、「現在の」価値に置き換えなければなりません。そのようにして、1年後、2年後、3年後・・・・とずっと続く、現金収支(キャッシュフロー)の割り引いた結果の合計額、つまり現在の価値に置き換えたキャッシュフローの合計額、それが『企業価値』と呼ばれています。


 2)また、それは現在の株価と、発行株式総数との掛け算でも求められます。つまり発行している株式の現在の株価合計額です。ファイナンス理論上は、1)と2)は、合致する「はず」だとなっています。


 3)会社の資産は、「自己資本」と「負債」によって成り立っています。これを用いて、企業活動を続けるわけですので、これが価値の源泉ともなります。従って、自己資本の「現在価値」を求め、負債ですら将来のキャッシュを生み出す素ですので、これの価値も求めます。このように、自己資本と負債との価値の合算をもって『企業価値』とする捉え方もあります。

※「TOB」株式公開買付

 通常、株式の取得は、株式取引市場で行ないます。ただ、会社の買収手法のひとつとして、市場の外側で、「わたしは、この会社の株式を一定数、いくらいくらで買いますよ、さぁ、売って下さいな」と公開して買い付け、その会社を買収する手法です。他にもいろいろあります。

 LBO(レバレッジド バイ アウト)という手法は、買収対象企業の資産価値を担保にして、資金調達し、買収する手法です。

 MBO(マネジメント バイ アウト)という手法は、会社の経営陣が独立して、その会社を買収しようとする手法です。





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