スターダスト

第四話 十二支を持つものの戦い

炎「ちょっと待ってくれ、キラ様。なぜこいつらを殺す必要があるんだよ。」

ツルギ「わかってないな、ブレイド。この世を脅かしているのは、力も無いのに能力者になってしまったこいつらそのものだ。」

訛「納得いかないな、俺は能力者ではない。」

ツルギ「なんだと?あいつらの情報では・・・。」

ツルギが笑みを浮かべた。

ツルギ「ならば好都合だ。お前の能力が目覚めていないのならば今この場でお前を排除する。」

訛「やってみな!」

訛が剣を抜いた。

カズヤ「訛、お前は逃げろ。」

訛「何言ってるんだ。」

カズヤ「これは能力者同士の戦いだ。」

訛「能力者どうしって・・・。まさかツルギも能力者なのか!!」

ツルギ「ゲイル一族のものよ、お前は能力者を見分ける能力があるようだな。」

カズヤ「まぁな。」

訛「・・・カズヤ。」

カズヤ「なんだ?早く逃げろ。」

訛「俺も戦う!!」

カズヤ「ふざけるな!!お前は能力者じゃないんだ。」

訛「じゃあ勝手に戦う!!」

カズヤ「っち!!ガキが!!」

ツルギ「決まったようだな。」

全員が一斉に武器を取った。

訛は剣をツルギに向けた。

訛「無明流・戎双覇!!」

しかし訛は自分でも築いては居なかった。

ツルギ「遅いな・・・止まって見えるぞ・・。」

そう、訛が攻撃を仕掛ける前に訛の体は大きく切り裂かれていた。

訛「っう!!うわーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

カズヤ「訛!!」

明「余所見していていいのかな?」

カズヤ「っへ!余裕だぜ!」

明「丑・ライズ!!」

カズヤ「迫撃!!辰翼暫!!」

明とカズヤの剣がぶつかり合った。

明「迫撃だって?そんな技は自分の能力に頼っているとはいえないよ?」

カズヤ「御託はいい。」

明「忠告さ。」

カズヤ「消え去れ!虚無の彼方!!刻覇衝!!」

カズヤの技が明の技を凌駕した。

明「バカな!!」

カズヤ「もらった!!」

・・・・・消え去れ・・・・・

カズヤは地面にひれ伏していた。

カズヤの刀は折れていた。

炎「久しぶりに見たぜ。キラ様の『無魂殺』。これで生きてるやつはいない。」

明「ありがとうございました、ツルギ様。」

ツルギ「ふふふ、どちらもあっけない。」

そのとき巨大な力が目覚めた。

ツルギ「なんだ!この大きな力は!!」

炎「あいつから・・・訛からです!!」

明「バカな。ありえん!!この力は十二支を上回ってる。」

ツルギ「こいつは!この化け物級の力!間違いない!!十二支の王だ!!」

訛が立ち上がった。それとほぼ同時に訛の傷が直っていく。

ツルギ「全員止めろ!!」

明「丑・絶・命!!」

炎「寅・炎・極!!」

ツルギ「刻炎魔!!」

三人が一斉に訛に向かって攻撃をしかけた。

そして訛の体から『亥』の力が目覚めた。

刻「我は『刻』の力をこの少年に渡そう。邪魔できるのならやってみるがいい。」

ツルギ「っく!!引くぞ!!」

炎「つぎにあった時は・・・絶対負けない・・。」

明「調子にのるなよ、訛。お前を殺すのは・・・この俺だ。」

三人は姿を消した。

訛「っくそ!!なんだこの力は制御できない!!」

カズヤが目を覚ました。

カズヤ「なに!なんだあれは!!まさか『覚醒』か!!」

訛「駄目だ!!御しきれない!!」

カズヤ「駄目だ訛!!その力を放出すればお前は滅びの道を示すぞ!!」

訛「くそ!!駄目だ!!」

亥「その程度だったのか。お前には私は扱えないか。」

訛「っちくしょーーー!!!!」

訛の体から大きな光が放たれた。

?「捕縛!!オール・デ・サンズ」

訛の体から放たれた光が吸収された。

訛「った、助かった・・。」

?「大丈夫ですか?」

カズヤ「あんたは一体・・・?」

?「君は・・・ゲイル一族だね。」

カズヤ「だったらどうした・・。」

?「僕は『ゲイル・サイレント』君と同じゲイル一族だ」

この言葉まで微笑んでいた表情が一変した。

サイレント「そして、同時にゲイル一族を滅ぼした『神の一族』の一人『ノア・ブロス』だ。」

カズヤ「『神の一族!!』なぜだ!!ゲイル一族を生んだのが『神の一族』ならばなぜゲイル一族であるお前が『神の一族』に!!」

サイレント「それを知る必要は無い。最後のゲイル一族は。僕が・・・殺す。

    避けれれぬ戦い、しかしボロボロであるはずの二人、そして、この男が訛を助けた理由とは?


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