スターダスト

最終話 生きた証

『全てが終わったとき、僕らの手に残るは生きた証ではない。
ただただ汚れた手だけだ』

カズヤはギア・ブレードを初期状態に戻した。

アヌビス「なんのつもりだ?あきらめたのか??」

カズヤは反応しなかった。

アヌビス「ふん、まぁいい。」

アヌビスは地面にある砂を手に取った。

アヌビス「わかるか、カズヤ。私が今手に持っているこの砂、この砂があればお前を倒すことは造作もないことだ。」

しかしカズヤはまだ自分のギア・ブレードを見つめていた。

アヌビス「なるほど、もはや語ることもないと・・・!?」

アヌビスの顔に一瞬恐怖の表情がうつった。

カズヤ「いくぞ、アヌビス!!」

ギア・ブレードが空高く掲げられた。

それを引き金にギア・ブレードの形が変わり、カズヤの手に巻きついた。

アヌビス「なんだ・・・それは?」

カズヤ「ギア・ブレードスタイル2!!『ブレイン・ブレード』だ。」

そしてアヌビスは刹那,カズヤの姿を見失った。

アヌビス「!!」

しかしアヌビスの反応はどうにか間に合い、アヌビスは地面の砂を鉄に変えた。

アヌビスの反応は間に合ったいたが、カズヤのブレイン・ブレードの攻撃を防ぎきることはできなかった。

アヌビス「なんだこの力は!!」

カズヤ「まだだ!!」

と、カズヤが声を上げるとブレイン・ブレードを持っている腕が少し下がり、そして突きの猛攻がアヌビスを襲った。

カズヤ「秦突!!連歌聖!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
同刻館内

明「この館も時期に崩れる、時間が惜しいだろ?さっさとこいよ。」

K「明、お前は今キラといるんか?」

明「あぁ、キラ様は先現実世界に向かわれた。」

K「なにが目的や?」

明「そこまで貴様に話す必要はない。」

K「あかんな、あいつをとめられるのはお前と自分だけや、そしてお前があいつの協力するんやったら自分がとめるしかあらへんな。」

明「ノアのクズになにができるんだ?」

明はKの顔を見て笑い飛ばした。

K「自分かていままで遊んでたわけやない。」

Kは手を上にあげた

K「お前が天上を空けたことがお前の敗因や!!うけてみ!最強技を!!」

明は微動だにしなかった。

K「RAIJINGUSAN!!」

大きな稲妻がKの周り落ち、その力を使って一つで街一つを破壊できるであろう力をもつチャクラムを4つ作り出した。

K「いまの自分にはこれが限界やが、これでも充分お前を倒せるで。」

Kはチャクラムを飛ばした。

K「切り裂け!!RAIJIBGUSAN!!」

明「無知な男だ、まだわからないか、俺と貴様の実力の差が・・・」

明が剣を抜いた。

明「S・S・D(スラッシュ・スライド・ダークネス)!!」

一振りで二つのRAIJINGUSANを消滅させ、二発目で残りのRAIJINGUSANを、そして最後の一振りで明の剣が黒く変化し、その剣から放たれた斬撃の力によって明の体が前から6cmほど切れた。

K「・・・やっぱり・・お前は強いな・・・」

明「まだだ!!」

明は後ろに倒れようとしたKの背中に目掛けて攻撃を放った。

明「L・D・R(ロング・ダーク・ライジング)」

明に刀がまたしても黒くなり、更に電気をまとってKに体を後ろから切った。

K「(ライジング技・・・そっか、こいつはやっぱり・・・)」

そしてKは倒れた。

サイレント「Kがやられたか・・・、明、お前はなぜキラにつくんだ?俺達と一緒にマルコスを倒すことだって出来たはずだ。」

明「なにもしらないようだな・・・マルコスを倒しただけではこの戦いは終わらない。『本当の敵』を倒さなければな。」

オーフェン「本当の敵だと?」

明「『本当の敵』、そして『本当の戦い』を知らないお前らにこの先に進ませるわけにはいかない。」

サイレントは刀を抜いた。

サイレント「なら、・・・残念だがここでお別れだ。」

訛「やめておけ。」

訛がサイレントの腕に手をかけた。

サイレント「なぜとめる?」

サイレントの目には『覚悟』が見えた。

訛「明は『クリスタルマスター』だ、まともにレジェンと十二支の力を使っても勝てる可能性は極めて低い。」

オーフェンが「・・・なら」といったところで訛が言葉をさえぎった。

訛「同じクリスタルマスターである俺が奴を倒す!!」

メンバー全員に驚きの表情が見られた。

明「やっぱりか、宿命の対決だ、訛。」

訛「この勝負の立会人・・・やってくれるよな?『カズヤ』!!」

訛が上を見上げるとカズヤが降りてきた。

カズヤ「この館の崩落は防いだ、思う存分戦えよ。」

明「表にはアヌビスがいたはずだが・・・まさか貴様、アヌビスを倒したのか?」

カズヤ「あぁ、聞かせてやるよ、俺とアヌビスの戦いの結末をな」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カズヤ「秦突!!連歌聖!!」

アヌビス「ぐお!!(こいつの力!いったいどこから出てくるのだ!!)」

アヌビスは呪文を唱えた。

カズヤ「!(禁術か!!)」

アヌビス「禁術!!ラスト・オリハルコン!!」

アヌビスの周囲6Mの地盤が宙に浮いた。

カズヤ「っち!!ギア・ブレード解!!」

カズヤはギア・ブレードを初期状態に戻した。

アヌビス「最早何をしようが止められはしない、貴様と仲間の命運はこれで終わりだ!!」

カズヤはギア・ブレードを前に突き出した。

カズヤ「まだ俺にはギア・ブレード3つ目の姿が残っている!目覚めろ『究極大刀神剣(アルティメット・ギガ・セイント)』

カズヤのギア・ブレードが巨大な光を放つ刀になった。

アヌビス「ふはは!ならば見せてみろ!その最後の剣の力を!!」

アヌビスの体に光り輝く地面・・・オリハルコンが付着した。

アヌビス「D・WIND(ダークウィンド)!!」

カズヤ「聖歌・仏武滅裂(ぶぶめつれつ)!!」

二人の攻撃が激突した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カズヤ「その後の結末はわかるだろ?ここに俺がいるのだから。」

明「貴様の刀がオリハルコンを貫いただと・・・、あの禁術でしか作れないオリハルコンは世界最高の硬度をもつ光跡だぞ、それを貫くほどの硬度な刀を作り出せる貴様の精神力・・・恐れ入るな。」

訛「明、ここは一時引いてくれはしないか?できるなら俺はまだお前とは戦いたくない。」

明「甘えるな訛よ、貴様がこの先生きていたところで、『本当の戦い』に参加できるほどの力を得られるのは奇跡に等しいことだ」

訛「それでも俺はまだ生き続ける。」

明「・・・この戦いには闇の力が必要だ、貴様は闇の力を求めろ。ここから南に禁術をマスターした門番がいる、そいつに力を示し、そして闇の力を手に入れろ。」

訛「門番だと・・・まさかとは思うが・・・」

明「察しの通り、現実世界への扉だ。ただ、本当に門を通るつもりなら言っておくが、あの門の向こう側にはこの世界では味わったことのない強さの敵がうじゃうじゃしているぞ。」

そういって明は剣を納めた。

明「次に会うのは扉の向こうだ・・・その時まで死なないことだな。」

明はその場から消えた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一方現実世界・・・

ツルギ「く、貴様・・・、なんだ・・その・・力は・・」

紫蓮(シレン)「力のないものがまさか門の向こうからやってくるとはな・・・、貴様が私に勝てないのは当然だ。私は無明二刀流の使い手、貴様にはこの動きは読めはしない。」

ツルギ「無明・・だと・・・やつも・・無明・だった・・な・・」

紫蓮「奴だと・・俺以外の無明使い・・まさか、生きているのか!この扉の向こうで!!」

ツルギ「やつ・・の名前・・は・・訛・・・・・・」

ツルギは意識をなくし、その場に倒れた。

紫蓮「・・・貴様を殺しはしない、強くなって俺を殺しに来るがいい。やることが見つかったのでな。」

そういって紫蓮はツルギの元を去った。

紫蓮『こちらに来るがいい!!我が唯一の親族!ナマリ・バルサー・インフィニアよ!!』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カズヤ「いくのか?明に言葉を信じて南へ・・・」

訛「あぁ。みんなも付き合ってくれるか?」

オーフェン「ふ、私は初めからお前についていくつもりだったからな・・・」

サイレント「私はカズヤが私を超えるまで同行させてもらうよ。」

K「・・・悪いな・・自分はしばらくしてから追いつく、先に言ってくれ。」

セイン「では・・・行きましょうか・・南へ!!」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『いくら生きたくても人には終わりが訪れる・・・、だけど何をしたかじゃない、その一瞬をどう生きたか、それが一番大切なことだから忘れないで・・・自分の大切な人が生きていたことを。忘れないで・・・自分が愛した人を。忘れないで・・・自分が生きていたことを。』



THE END


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: