職業選択をする段階で何ができるか迷いがありましたので適正を知るためにも職業評価を受けてみようと北海道障碍者職業センターに申し込みをしてみました。
申し込みをすると面談の日程を決め職業評価の日時を決めて検査を受けるという流れでした。
面談前に質問票のようなものがありその中の質問に答える作業がありました。
私がいると助言をしてしまうため1人で記入をしてもらいました。
書いたものを見せてもらうと、ほぼ短文で一言書いてあるだけでした。文章にして説明するなどの作業が苦手なんだろうと思います。
ありのままを見て評価してもらうためそのまま提出しました。
その後、書いたものについても含めた面談が始まりました。
マイペースですが一生懸命に答えていました。
後日、作業的なものの評価をするために改めて訪問しました。
壊れているネジ?をピックアップして分けてくださいなどスピードや正確性など測定するものなどいくつか作業を行いました。
なかなか普段見ている姿とは違い、仕事として行うときには必要なことで難しくなるであろう姿を実態として見ることになりました。
今まで本人も適正に気づく機会もなかなか無く、できている気分になっていた部分も確認ミスにつながっていたことも発覚しました。
客観的に評価がされるということは本人や支援者のものさしの一致ができるので良かったと感じました。
その評価だけで決めることはありませんし、本人の職業選択の希望が一番です。
それでもその選んだ就職先で伝え方の注意など助言をあらかじめ行うことができるので本人の就職の幅も広がるし就労中に辛くなることも少なくしていけるかなと思います。
kさんは作業を一度覚えてしまえば細かなことでも継続できるという特性がありました。
本人が考えている特性とは少し違っていましたが説明され「そうかな」と思ったそうです。
その後就職活動をしたときに、食品会社で焼き鳥の串打ちなど丁寧にできたとのことです。
ひとつの指標として活用するのも良いかなと感じた社会資源でした。
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