■ 「空中都市」マチュピチュ Machu Picchu
■ グッバイボーイ
アグアスカリエンテスの駅で列車を降りてから、マチュピチュまではジグザグの道をバスで向かいます。
どんどん迫り来るアンデスの山々。
はるか眼下にはウルバンバ川。
それがまた、霧につつまれ、より一層幻想的。
否が応でも、気分が高まる私♪
やっと到着。遺跡の入り口。
でも、遺跡なんて全く見えない。どこなのぉ~っ!!!!
入り口を入り、細い道を歩くと突然目の前に広がる、あのマチュピチュの光景!!
やっと出会えたマチュピチュ!!!!
時にさ~っと霧が出てきて、視界をさえぎったりするのだけど、それがまた絵になるマチュピチュです。
リャマたちが行く~っ。
葬儀用の石。
墓地の近くにあるこの台は、葬儀に使われたらしい。
でも、この上で生け贄にされたのではないかという説も。
街の最も高い場所にある見張り小屋。
ここから、最も一般的なマチュピチュの全景を眺められる、絶好のビューポイントらしいのですが、
ちょうどこの時濃霧が出て、眼下は真っ白。残念。
居住区
街の入り口
太陽の神殿
インカの頃の家の中に入ってみる。ちょっと不思議な気分。
主神殿
町の中で最も美しく精巧な建造された城壁。
神殿が集まる神聖な広場の辺りから、大広場を望む。
山頂にたつピラミッド、インティワナ(日時計)。
手をかざして石のパワーをもらう。
聖なる岩。
晴れていれば、この後方にある山の形と良く似ている。
雨が降ってきて、「巨大ゴミ袋」のような色とりどりの「雨合羽」の花が咲く。
2つで150円くらいで、クスコの街、アグアスカリエンテスの街などで売っている。
寒さしのぎにも活躍!
遺跡の向こうに見えるジグザグの道をバスで登ってきた。
ものすごい急斜面!
どこまでも続く段々畑!
コンドルの館のコンドルの顔をした岩
どこを歩いても、ものすごく幻想的で、飽きない場所でした。
写真を取り捲ったのですが、後で考えてみれば、濃霧にはばまれ、
「空中都市」と言われる由縁の、ぽっかり浮くようなほぼ俯瞰の光景には
お目にかかれなかったのが残念。
濃霧で、ワイナピチュなどの山々も見えなかったりしましたが、
それはそれで幻想的で、晴れた時とはまた違う魅力があったのでは、
と、思っています。
あっという間の数時間でした。
マチュピチュに名残を惜しみながら乗る、下りのバス。
帰りのジグザグ道で、マチュピチュ名物(?)の「グッバイボーイ」の出現。
民族衣装を着た同じ少年が、ジグザグの道をショートカットして滑り降り、
カーブのところでバスを待っては、
「グッッッッバ~~~~~~~イッ!」
「アァ~~~ディ~~~~~オ~~~~~~スッ!」(「アディオス」スペイン語でさようなら)
と、バスの乗客に向かって手を振るのです。
最初は驚く乗客たちもそのうち「あ、いたいた!」と大喜び。
山のふもとにたどり着くと、運転手さんがドアを開け、少年をバスの中にいれ、
乗客たちからチップをもらう仕組み。
チップをもらう時も「グッッッッバ~~~~~~~イッ!」のサービスは忘れません^_^;
マチュピチュの最後に、けっこう楽しいイベントです^_^;