■ カンデラブロ Candelabro
■ バジェスタ島 Islas Ballestas
高速船に乗って約15分、砂丘の斜面に描かれたカンデラブロ(燭台)の地上絵が現れます。
全長約200m
昔は60cmくらいの深さの地上絵でしたが、今は砂が流されてもっと浅くなっているそうです。
この地上絵が描かれた時期や目的についても諸説あるそうですが、
私たちのガイドさんは、数百年前に描かれたものだと言っていました。
けっこう新しい。
ナスカの地上絵より間近で見られるので、その巨大さを実感でき、ナスカよりも感動大だった気が。
カンデラブロから高速船で20分くらい行った辺りに現れる、岩でできた島、
ここがバジェスタ島 Isla Ballestas です。
島には降りれなくて、船の上からの見物です。
なんだかものすごい。
自然の要塞のような、荒々しい岩の島。
岩に黒々と敷き詰められているのは、全て鳥、鳥、鳥・・・・・・・・っ!!
海岸に茶色い物体がひしめいているのは、アシカたち。
アシカたちはギャーギャー鳴き、活発に泳いだり、飛び跳ねたり、かなり元気。
岩の上にもアシカたちがウジョウジョ^_^;
波にけずられたアーチ型の岩が特徴。
そして、いました、フンボルトペンギン!! かわいいっ!!
こんな野生のペンギンを見たのは初めて!!(野生のアシカもだけど。)
だけどここは、南緯15度くらいの、赤道に近い国、ペルー。
そんなところにペンギンが住めるのは、南極からの冷たい海流のせいなんだそうです。
まさに、自然の神秘ですよね。
バジェスタ島、リトル・ガラパゴスの異名を持つそうです。
その名にふさわしい、動物達の楽園です。
出発前、「別に野生のペンギンもアシカも興味ないしぃ~。日に焼けるばかりじゃん。」と冷めていた私ですが、
岩だらけの、船から見ると見上げるような荒々しい島に、
これだけの野生動物たちが悠々と堂々と自然に暮らしている様は、けっこう圧巻でした。
岩肌や海岸には、どこまでもアシカや鳥たちがいて、鳥たちは羽ばたき鳴き叫び、
アシカたちは自由に泳ぎ飛び跳ね・・・・・・、と、いつまで見ていても飽きません。
あまりに平凡な表現ですが、すごかった・・・・・です。