タフミン・ヒルズ

「摘出生検」その二。



「マンモグラフィー」を撮影していざ手術室へ!銀色のドアを2回通って、手術台へと登った。
腕には血圧計、胸に心電計が取り付けられ両手両足も固定。
麻酔が始るまで気持ちが落ち着かないので固定を外してもらう。

「じゃー麻酔はじめますねーーー」胸何箇所も刺す。相当痛~い。
「深呼吸しましょう!」
そのうち口の中の味が変わって、効いて来た様子。

局所の感覚はなし。「じゃ行います。」いよいよメスが入ったらしい。
胸の中をぐりぐりしたり、ひっぱたりする感覚はある。

所々麻酔が効いてなくて、きりつけられた痛みがはしる。
「痛ーーーーー!」涙にじむ。
心臓にわるい。力を抜いててって言われるけど抜けない。
怖いのを紛らわすためにドクターとたわいも無い会話。
ただただ緊張感だけだ。「あと何分くらいですか?」って何回も聞く。

やっと摘出もおわり、検体がうまくとれたかレントゲンで
確認するためしばらくそのままの状態で待たされる。
うまく採れたので、縫う。結構縫うのも時間がかかる。
キレイに縫ってくださいね!などと、なんだかホッとして変なことを口走る。

もうぐったりだった。その後無言。
手術台を降りる時「疲れた・・・」とつぶやいて涙がほんの少し出た。
一時間半くらい経ったかな・・・。

採った検体6~7cmくらいの「乳腺」の塊をその場で見せられる。
グロテスクな感じはまったくない。白い脂肪の塊。
「これが石灰化した癌だね。」ただの小さい白いつぶつぶ。

着替えて帰宅。帰宅する前に食べ物を買い込み麻酔がきれるまで余裕だったけど・・・。
麻酔が切れたらやっぱり痛かった。動くたび痛い。

痛み止め、化膿止め服用。
またまた検査結果を待つ。
<この日の費用:¥22,040(マンモグラフィーほか含む)>

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