おすすめ映画 東京物語
もちろん、10代のころから小津安二郎を見ていたわけではない。
20代後半から。それでも早いほうだと言われた。
今は日本映画一筋でもないけど、基本的に日本映画ばかり見ている私ですが、それはこの映画の出会ったおかげ。
小津安二郎という世界最高の監督の作品に出会ったおかげ。
小津作品の中でも一番最初に出会ったのが一番有名な「東京物語」
見た瞬間、私の今までの人生がすべて否定されたような気分だった。
悪い言い方をしてしまったが、
私の人生の一番は「ニューシネマパラダイス」だった。
これは今から何十年映画を見続けても絶対にひっくりかえることのないものだと確信していたから。
それが見た瞬間に一気にひっくりかえってしまった。
それまでみた数千本の映画を一気にひっくりかえし、
とんでもないものを見てしまったと思った。
広島に住む老夫婦が東京にいる娘や息子をたずねる。
でもそれはそんなにいいものじゃかった。
一番親切にしてくれたのは亡き次男の嫁。
あらすじ読んでみたい内容ではないと思う。
でも、私は世界で一番素晴らしい映画は東京物語だと思う。
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