たこ焼きとラフランス

守門岳登山(雪山)




守門岳に行くのは2回目。



今回と前回。僕にとって何が一番違うか?



今回はね、僕CLなんすよ・・・。
初CL。チーフリーダーの略らしい。
分かるかい?リーダーだぜリーダー。


大変だった。

普段の活動だったら、計画書見て当日行けばいいだけなんだけどもさ、そもそも計画書はCLが書くものだから、その段階からして違う。



事の始まりは大阪が守門岳に行くという話を持ち出したこと。
そして、よく分からないけども、僕がその活動のCLとなることになった。

まぁね、一度CLをしておくというのは大事なことだと思うから僕自身実際のとこ、いい機会だなって思ったわけさ。

でね。
もともとは大阪が企画したもんだから日時は決まってるわけ。

だから僕がやんなきゃいけないのは、メンバーを募集して具体的な計画を立てる。



というわけでメンバー募集。部員にメール回して参加者を募る。






・・・・。



上級生が1人も来ようとしないのはどうかと思った。
2年生4人。これはアウトだ。

大阪と相談する。
「上級生にメールしまくろう」




・・・・。


6人に送ったら5人が来るって返信が来た。
いや、これは予想外というか来すぎというか。上級生の方が人数多くなってんじゃん。

まぁ、CLとして文句はない。そっちの方が頼りになるしね。


こうして行くメンツが決まる。

次の工程。計画書の作成。



ここで役に立ったのが、前回守門岳に行った時の計画書。
なんたって同じ積雪期の登山計画なんだから、内容同じでいいんじゃね?

そんなわけで、計画書提出の締め切り当日まで計画書を全く書かないでいた。
というか、計画書提出の前日まで自分は奥州平泉にいたわけでしてね。

新潟に帰り一眠り。
その後部長の家に行く。
部長の家には先輩がもう一人いてマンガを読んでた。朝練が終わってからそのまんまこっちに来たらしい。

なにしろ初めてのCLでありますから、部長にあれこれ聞きながら計画書を書く。
めんどいしんどい。メンバー全員の実家とアパートの住所書くなんて面倒くささの極み。



計画を立てながら二人で思った。

「この計画、無理じゃないか?」
「そうっすね」
と。

なんか時間が足りない。日帰り登山計画だけど、予定のコースで行けるかどころか、頂上に行けるのかすらあやしい感じな計画。ブラックだ。

でもまぁ、今さらに一泊するなんて予定変更はきかないから、無理と知りながら日帰りの計画にした。

部長のハンコをもらい、顧問のハンコをもらい、学生課に提出。
学生かで働いてるお姉さんに少しときめきを覚えた。


これで。

下準備終了。
計画書のコピーを部室に置き、メンバー全員に連絡。
あとは荷物をまとめ当日を待つばかりである。


あ、ちなみに、部会の時上級生の人数足りてるって言ったら、上級生2人がキャンセルした。
結果として、2年生4人、3年生2人、M1が1人となり、男だけのメンバーになった。




4月5日。守門岳前日。
2年生4人は全員五十嵐川で川下りをする。疲れた。兆疲れた。
明日朝起きてそのまんま山に行くと思うと、山の計画なんか立てるんじゃなかった、川になんか行くんじゃなかった、とひたすらな後悔が私を襲う。



4月6日。活動当日。疲れはまだ相当残ってるけども、僕は山へ登るのだと気持ちを切り替える。
集合時間は午前3時。前回の計画をそのまんまなぞったためにその時間集合。実際のところ、この時間でも計画遂行には厳しいくらい。
ほぼ時間どおりにみんな集合した。少し驚いた。
装備を確認。
一人だけピッケルを持って来てなかった。
全員で話し合う。ピッケルなしで行っていいものかと。
誰かが言う。部室に上級生のピッケルがあるはずだと。
考える。
借りることにした。事後承諾になる。


この出来事が、いろいろな事態を引き起こすことになるのだが、ここでは多くを語らない。
少なくともCLの自分としては、ピッケルなしで雪山に行く方がはるかに愚かなことだと思うから良くないことだけども間違ったことじゃないと思ってる。

皆、装備はちゃんと事前にそろえようねってこの場で言いたい・・・。



まぁまぁまぁ。

こうして出発したわけだ。山までの道のりは事前に調べておいた。国道をずっと行けと。トンネル過ぎたら県道だよと。
そっから先は、行ける所まで行く。雪のせいでどこまで封鎖されてるか分からないからだ。


で、前回行った時は駐車場まで車で行けたが、今回はそこに行く前で雪により道路がふさがってた。
なので、車を止めてそこから歩くことにした。

アプローチ1時間。
ようやく、前回車でとまった駐車場のところまできた。ようやく、登山開始である。


ちなみに。
この日は雪が硬かった。
自分今まで雪が柔らかい山しか行ったことなかったので、こんな雪山行くのは初めて。
なにぶん、前回の守門岳のイメージがあまりに強いもので、全員にワカンを持たせてた。
結果として、全然いらなかったわけで、まぁ、持って来て間違いじゃなかったと思ってるけどもね。余談として、はい。

最初は急なとこをずっと登る。自分先頭。
この道、急だし、雪硬いしで滑ったらどこまでも行きそう。木があるからいいとは思うが。
ここで使わずにどこで使う?ということで全員ピッケル装備。

ラッセルするわけじゃないけどもなんか先頭は疲れる。少し行ってから先頭からおさらば。

で、稜線に出る。

時計を見る。


・・・あっれー!!なんか予定よりも早く進んでるんですけども。

これはもしかしてもしかして。山頂まで行けるんじゃね?ってね。

なんかテンションが上がってきた俺。前日の川の疲れなんか吹き飛んだぜ。

ちなみにこの日は絶好の山日和。なんていい天気。



素晴らしい!!!


hjghjg


この写真は稜線を進んでるところ。
こっから先の道はけっこう危なかった。
というのも、雪崩で道が崩れそうな細い道だった。まぁ結果として大丈夫だったけどもね。





歩き登り、次第に木が少なくなってきた。森林限界か?


さらに歩き、大岳と守門岳の分岐点に差し掛かる。それはつまり、大岳守門岳間の稜線に出たことを意味する。視界が開けた。
計画では、この後守門岳に行き、その後引き返して大岳まで行く。そんで別のコースから山を下る。


大岳分岐から守門岳頂上を目指す。目指す場所はもうすぐそこ。


少し歩き、来た道を振り返る。我々は驚く。




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巨大な雪庇である。
俗に「 東洋一の雪庇 」と呼ばれる大雪庇である。
写真左上にちっちゃく人が写ってるのわかるだろうか?
もう我々はただただ圧倒された。

そもそも雪庇って何?って人。
うん、 ウィキペディア で。








守門岳頂上到着。

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眺めが素晴らしい。天気が素晴らしい。胸が満ち足りた心地になる。
僕はこのために山を登ってる。

頂上にはスキーをもった人とか写真持った人とかが結構いた。
近くの人にカメラ渡して皆で記念撮影する。

時計を見るとやっぱり計画よりも早く到着してた。
なんかこれ、計画通りに行けちゃいそうである。部長と二人でびっくりする。

山頂で休憩してから出発。
先ほどの大岳分岐まで引き返し、大岳の方へ足を進める。

ちょっと急だったが、もう僕の気分は最高潮。
今日はなんて素敵な山の日だろうか!



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大岳到着。こっちはもうスキーする人ばかりがたくさん。バックカントリーと言って、スキーを背負って山を登り、スキーで降りるのだ。彼らは我々とは違う道から山に入ってる。

しばしの休憩の後に、下る。昼ごろの話。

この時間になると、雪も少し解けて柔らかくなり、足が沈む程度になる。

逆に下りやすい。
皆滑ったり走ったりしながら下る。





ガーーーーーーーkツ







予定していた道は誰も通った形跡がなかった。なので少し回って別の道を行くことにした。

そんで、雪深い車道を歩き、急な斜面を滑り降り、橋を渡る。



危険な光景。


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雪崩の後です。超危険です。

・・・これは・・・マジで危ない。
はっきり言って、写真に撮ってるけどもそんなのんきなことしてる場合じゃないというのが本当の所なのかもしれない。
少しの間、今にも雪崩が起きそうな道を歩く。だって戻って別の道なんてできるほど時間に余裕あるわけじゃないもの。ルートもないし。






何事もなく。

車に到着。




この後行った温泉は高くて狭くて駄目だった。きれいなだけましだったけどもね。



こうして僕の初CLの山活動は素晴らしいコンディションに恵まれ、予想を覆し、無事成功をおさめた。

行って本当によかった。そう思える山登りでした。







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