ユンタ(^-^)の気付き日記

ユンタ(^-^)の気付き日記

目に飛び込んでくるものの不思議



子供の頃から山によく入って山の幸を採っていた奥さん。
都会で育ってあまり山に入ったことが無い旦那さん。

この二人、山菜を採りに行こうということになって並んで山に入ると
奥さんばかりがどんどん見つけ、旦那さんはほとんど見つけられない。

ワラビ、ゼンマイとかを探しているときにはもうその形、緑の色に全てが集中して
ぱっと目に入るものが全て緑に見えるそうです。
後のものはそんなに目に入らないと(笑)

もう脳と目が共同して山菜探しモードに完全にスイッチが入っているんですね。
なんか想像したら笑っちゃうけれども
不思議なくらいにその形、色にしか反応しないんだそうです。


そんで持って、今度は山イチゴを採りに行くということになると
今度は赤にしか反応しない目になって山を歩いている。


「・・・あたしって本当に変よねぇ」って言われてましたが、イエイエどうして。
素晴らしいですよねぇ(笑)


以前フォーカスするものということを書いてましたけれども
こういうときはフォーカスしないとダメですよね(笑)

よく、「この絵の中には何が書かれているでしょう?」というようなもので、
その絵のなかに隠されたものが最初はわかんなかったんだけれども
一回その答えを知ってしまうと、次からその絵を見たときには
もうその答えの絵にしか見えなくなってしまう
という経験がどなたにもあるんじゃないでしょうか?

脳の認識の可塑性というやつですね。

子供の頃から山菜とか山イチゴとかいろんなものを探すことをしていて
どんなところのどんな条件のところにあるというのを繰り返し認識していると
この脳の可塑性でもう無意識にその見ている風景から浮かんで見えてくる
っていう感じなんでしょうかねぇ(笑)

いや~、なるほど。
こういう世界もあるのかと、ふと感心させられてしまいました。

すると「見つける」という成功体験を繰り返し作っていかないと
やっぱり脳の働きからしてもその道のエキスパートにはなれないという事やね
と納得したりして。。。

それに山のなかなんて
本当にそういうことに詳しい人と一緒に行かないと危険だし
本当にいつまでたってもわかんないものらしいですね。

「すでに知っている人からの情報をたくさんインストールして
そのなかから取捨選択するということもとっても大切なのね」
ということを改めて認識させられた面白い話でした。



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