2010.12.06
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この会見の重大さにしてみれば、もっと世の中が騒いでもおかしくないと思ったのですが
これは凄い発見ですよ
今まで当たり前だと思われていた生物の理論が覆された訳ですから
地球上に存在するすべての生物は、主に６つの元素(炭素・水・酸素・窒素・硫黄・リン)で構成されています。
その中のリンは大きく言うと、
DNAの核酸、脂質、タンパク質等の生体高分子が必要とするリン酸塩を作る重要な元素
今回見つかったバクテリア(細菌)は生物にとって有毒と言われていた「ﾋ素」をDNAに取り込み、リンをヒ素に置き換え成長しているというもの
つまりリン以外の構成元素も他の元素に置換できるとすれば、地球上の生物とは全く別の物質でできた生物が存在する可能性が大きく上がった（ほぼ100％）という事になります
宇宙探索で「この星には生物に必要な元素がないので、生命体は存在しない」という理由が今後まったく通用しなくなったという訳です
気体や有毒物質でできた、生物が住めないと言われてきた惑星にも、その惑星独自の生命体が居る可能性が科学的に証明されたという事になります
つまり、地球外生命体が居る可能性が飛躍的に上がった！
大発見です
「その可能性はある」という所でとどまっていて実際にその証拠になりうるような生物が観測された例は一度も無かった
「宇宙人を発見しました！」…という発表でなかったのが残念に思える人も多いと思いますが、人類にとって大きな発見となった訳ですよ
今載っている世界中の教科書を書き直さなければいけなくなった訳ですからね
可能性が「０％」から「１％」になるのは大変なことです
「１％」から「２％」になるのとは訳が違います
発見した研究チームの方たちは震撼したことでしょう
素晴らしい発見です
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