TRICK PARTY

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学業団 第二章 4




剛は心底感心したように言った。たしかに、今考えたにしちゃ完璧すぎるほどの作戦だ。


「どう?」


「いや、すげえよ。完璧だ……」


「へへっ。でも完全に完璧なわけじゃないよ。前提条件にひとつ問題があるんだ」


「なんだよ?」


「どうやって校長を夜の学校に誘い込むか」


「あ、そうか」


すっかり忘れていた。今の木ノ宮の話は、校長が夜の学校に来ることを前提とした作戦だ。まずはそこを考えなきゃいけないじゃいか。


「何かねえのかよ、木ノ宮」


「残念ながら、そこまでは」


「ちっ、どうするか……」


オレたち4人はまた考え込むはめになった。


「時間は3時ぐらいがいいかな」


「そうだな」


3時?3時、3時……


その時、オレの頭にある考えが浮んだ。


「なあ、ちょっと……」


「ああだめだめ。どうせ桐本のことだから、一回校長を気絶させて校門まで引きずっていくとか言うんでしょ」


「ちげえよ!これはマジだって」


オレは真剣な眼差しでみんなを見渡した。その視線に気付いたのか、3人がオレの顔を見つめる。


「あの単純バカな校長をだませばいいんだろ?」


オレはニヤリと笑った。


「いい方法があるぜ」




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