魂の還る場所

魂の還る場所

弓月さん、チェックよろしくです。

 試しに書いて見ました。(爆)
 お気に召されたら持ってって下さい。 




          満月 夏 雲 恋心


 途切れた言葉の隙間
 見えたのは真実じゃなくて

 見上げた夏空(そら)には 真昼の満月(つき)

 …君が見せた笑顔が いまも
 焼きついて 離れない

 偽りだと気付かないふりをして
 あの日 交わした約束
 永遠だと言ったのは
 その想いが叶わないから

 否定しなかった
 かわりに
 肯定しなかった
 その意味

 叶わない恋
 応えない心

 夏の風は 生ぬるくて
 手をつないでいられなかった

 そして 気付く

 それは 僕の描いた飛行機雲
 届かない 君の熱に

 触れないのは 真昼の満月(つき)のように 




          満月


 透き通る夜の中に 密やかに 密やかに
 僕らが落とした欠片が 溶けていく

 輝くそれは 真実

 光に照らされ 淡く淡く
 同化して 消えてしまった

 僕らは手を繋いでいたんだ
 言葉を思い出せば そこで終わりそうで
 でも確かに近づいていた時間が

 …そこで ぷつりと

 途切れてしまいそうで

 星も息を殺して見つめていた 




           夏


 太陽に灼かれて 全て奪いつくした

 …あんなにうるさかった蝉の鳴声(こえ)は
 どこへ消えてしまったんだろう…

 プールの底で影が揺らぐ
 世界は霞んで たったひとり
 遠くて僕は…

 僕は独りになった 



           雲


 道標(みちしるべ)は どこにもない
 真っ白な地図を持って 僕達は進む

 まるで夢みたいだねって笑った

 目指してるのは 楽園なんかじゃない
 止まらない鼓動と 情熱
 その原動力

 青空しか見えない 雲の上に
 ずっと居たくない 




          恋心


 分け合うだけじゃ足りない
 そんな程度じゃ

 全て
 僕のものなら良かったのに

 切り刻まれるのが僕なら こんなに痛くなかった 




 …甘くなくてすみません…久々に思春期モードにスイッチ入ってしまいました。(核爆)
  くらいくらい。
 ・・・ぐはッ!(自爆)   




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