つぁひ→た~く→らずぴぃのおへや

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ばんがいへん ~ばいと~

私のバイト歴はカナダで始まりました。
高校ではバイトが禁止されていることもあり、部活に明け暮れていたため、バイトをした事はありませんでした。で、カナダで勉強していくうちに、だんだん余裕も出てきて、勉強以外に社会勉強もした方がいいよなぁ、なんてちょっとだけ思っているところに、色々とバイトのお誘いがかかりました。
もちろん、学生ビザで滞在しているわけですから、基本的には働く事ができない訳ですが、勉強している学校内であれば(少なくとも堂々と)働く事ができるので、それ以外のバイトに関しては、表面上はボランティアで、謝礼を貰っていた、と言う事が多々ありました。…いや、本当はいけないんですよ、そういうことをしては(笑)。

私の周りにいる人達は、それをよく理解していましたから、本当に色々な経験をさせていただきました。

一番最初のバイトは、短大の近くのコミュニティーセンターで行われている小学生対象の劇団の伴奏。確か1年半ほど続けたと思います。依頼が来たのは短大1年の時の冬だったと思います。雪の中を練習に行った覚えがありますから。ディレクターはバイオリンの先生をしている方で、けっこう厳しかったのを覚えています。子供達が演じていたのはミュージカルの白雪姫。伴奏といっても、楽譜がきっちりそろっているわけではなく、メロディーがあるところに私が勝手に雰囲気に合うように伴奏をつけていく、と言うものでした。私にとってはアドリブや即興と言うものがあまり得意ではなかったので、とてもいい勉強になりました。

その他、同時期にチョコチョコと単発物のバイトがよくありました。クリスマスの時期には、高級住宅街に住んでいらっしゃるとあるおうちに出向いて、親友と一緒に連弾でクリスマスキャロルの伴奏をしたり、結婚式の伴奏、もしくは歌を歌ったりしました。

大学に入ってからは、1年間は人脈もなかったのでバイトはしませんでしたが、1年経ってからは、ボランティア活動を通して日本語のティーチングアシスタントに就任。卒業するまでの2年間きっちり働きました。これが最初で最後の堂々としたバイトです。これを始めたのと同時に、音楽学部の先生から紹介してもらって始めたのが、地元私立高校の合唱クラスの伴奏とボイストレーナー。これに関しては、表面上はボランティアで、謝礼を貰っていました(^^;)。

最後のバイトは、調理学校に行っていた時。製菓コースを始めてすぐ、クリスマスに向けて忙しくなる仕出屋さんで、これまた名目上はボランティアと言う仕事をしました。バイトとはいえ、週4日で、学校が終わってすぐ(確か4時)から夜9時までみっちり仕事しました。これまたいい経験でした。

どのバイトも本当にいい社会勉強でした。お金を貰うからこそ生まれる責任がある事も学べたし、人脈を大事にしなければいけない事も学べました。

やはり、社会経験は学生の自分から経験しておくべきですね。もしできるのであれば。卒業して社会に出たときに、非常に役に立ちます。ハイ。


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