つぁひ→た~く→らずぴぃのおへや

つぁひ→た~く→らずぴぃのおへや

せいめいのたんじょう。そのいち。

私は生理不順だったため、結婚後しばらくして、基礎体温をつけるようにしました。
今までいつ来るかわからない月のお友達は、基礎体温をつけることではっきりいつかわかるようになったので、感動したものでした。

でもって、排卵日がいつかを割り出すのって結構時間がかかるもんです。
そのために基礎体温をつけていたわけではないので、一応目安としてここら辺だろうなぁ…と言うのはあったものの…

旦那も私も子供好き。
旦那は私に比べるとあまり社交的ではないので、子供好きかどうかもわからないほどだったのですが、彼が甥っ子や姪っ子と戯れているのを見て、あー、子供好きなんだぁ、と思ったものでした。

結婚して1年が過ぎた頃、なんとなく子供の事を考えるようになった私ら夫婦。私もそう若くはないし、一人目を産むならそろそろかなぁ、なんて事になりまして、時々そういう話をするようになりました。

そんなこんなしているうちに、秋になりました。
確かあれは11月の始め。
何だか自分の体がいつもと違うなぁ、と思っていたのですが、最初は何がどう違うのかがわかりませんでした。でも、「もしかして…」と言う予感がしました。
丁度連休になってしまって、月のお友達が来るか来ないか、と言う時だったので、病院に行くにも行けず、結局早いのをわかっていながら検査薬で検査をしてみると…

「…おぉぉ、陽性だ。」

旦那は私が何かこそこそやっていたので、「どうしたの?」とやってきました。

私「これね、多分出来たよ。うん。」
夫「…おぉぉぉ! きたぁ~!」

何だか2人してぴんと来なくて、お互い「凄いねぇ」なんて他人事のように言ったりして(笑)。

念のため、翌週の土曜日に一緒に病院に行きました。すると、
「最近の検査薬はかなり正確だから、陽性が出たなら間違いないですよ。おめでとうございます。…でもねぇ、まだ早すぎて、赤ちゃんが確認できないんです。また再来週来て下さい。」

早すぎるって… そうなんです。計算からすると、どうも私は妊娠2週間目で気がつき、3週目に病院に行った様なのです。そりゃ早いわ(笑)。

で、言われたとおり翌々週に病院に行くと、先生はお腹の中の様子を超音波で見せてくださいました。小さな丸があり、その中に点がぽつんと1つ。

医者「この小さな点が赤ちゃんですよ~」
私「うわぁ、よく分からないですね~」

…あほな私でありました(笑)。
でも、お腹の中には確かに1つの命がありました。自分の体にはまだ変化が起きていないのでピンと来ていませんでしたが、着実に成長している命がありました。

これからどんな生活がまっているのか、その時の私は全く想像がつかず、ただただ意気込みだけは人一倍ありました(笑)。



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