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なぜ子どもは本を読みたがらないのか?
僕も小学生のとき、夏休みの宿題で読書感想文を書こうと思っても、
どう書いていいかわからない。だから図書館から借りてきた本の初めと終わりを読んで
簡単な内容を書き、感想を少し付け加える。こんなふうでした。
たぶん、 読解力 を養うという目的で宿題にされたのでしょうが、
僕はほとんど読みませんでした。クラスの同級生もみんなそうしてました。
保護者の方にも聞いてみました。
Q1: 「お子さんは家で本を読みますか?」
A1:「まんがばかりで本は読みません。」
A2:「本どころか、まんがでさえ読みません。テレビやビデオばかり見てます。」
Q2:「夏休みの宿題。 読書感想文はどうされてますか?」
「毎年、私が手伝っています。私が忙しくて手伝えないとき、子ども一人にやらせて
みると、まる1日かけても一人では原稿用紙半分もできていませんでした。」
こんな声が返ってきました。
なぜ子どもが本を読みたがらないのか?
それはただ声に出して読む、音読する力ではなく、
読んで理解する力、 読解力 がないから。 学校の目的は理にかなっている。
じゃぁ、読解力が乏しいのはなぜ?
本を読まないからか? いや、違う。
もしそうなら、本が好きか嫌いかで全てが決まってしまう。
嫌いな子どもに何をしても無駄だということになる。 そんなことはないはずだ。
ん? 「まる1日かけても原稿用紙半分も書けない。」?
文章力? 文章で表現する力 がないから、読解力がつかないんだ。
自分で表現できない文章は、たとえ読めたとしても読み取れないんだ。
このことに気づいてから2年余り。僕は小学生の国語の授業内容を変えた。
文章力(表現力)の養成 を中心にした。
その結果。去年の地元地域の作文コンクールで入賞する生徒が出た。
その生徒が文章力の訓練を始めて3ヶ月たったころだった。
3ヶ月前は原稿用紙1枚がやっとだったのに、
そのころには6枚書けるようになった。
学校の通知表でも、国語の分野で最も成績が向上した。
担任の先生のコメントも、「非常に表現が豊かになりました。」と書いてあった。
何より嬉しかったのはそのお母さんの声。
「作文だけじゃなく、日記や会話の中でも表現が豊かになりました。
家で一生懸命文章を考える姿をよく見るようになりました。」
他にもこんな声をいただきました。
「家で子どもが文章を考えるとき、よく相談されるようになり、
子どもとの会話 が増えました。子どもの文章を読んでみると、
こんなこと考えてるんだぁ、と 発見があります。
普段の生活の中では見えにくい、子どもの心の中を
見ることができます。親として、とても安心します。」
テストの点や通知表といった結果と同様に、その結果を出す過程で、
自分の子どもが何を考え、どう努力しているのかを見たい。
それが、心の底から子ども思う、親御さんの気持ちだと思う。
ただ単にその教科を教えるだけでなく、自分が子どもに伝えたことが
家族まで届く。僕が目指す塾はこういう塾だ。
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