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2008/01/15
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カテゴリ: 色々思うところ
考えようによっては、スゴイことです。

***
 オーストラリア連邦裁判所は15日、豪政府が南極海などに設定した「クジラ保護海域」での日本の調査捕鯨の差し止めを命じた。「保護海域」は2001年に豪州の排他的経済水域でのクジラやイルカ保護のために導入されたものだが、豪州が領有を主張する南極沿岸も含まれる。日本の調査捕鯨は主に南極沿岸で実施されており、日本外務省は「いかなる国の南極領有も認められず、判決は受け入れがたい」としている。
 命令は動物保護団体「ヒューマン・ソサエティ・インターナショナル」が調査捕鯨を請け負う共同船舶を相手取り、捕鯨差し止めを求めて04年に起こした訴訟に基づくもの。
***

2つの点で、受け入れがたいことです。

1つは、結果的に豪政府が南極の領有を再度宣言したことです。
国際条約上、南極地域はどこの国の領有下にもありません。
1959年12月1日に日本やアメリカなど12カ国で始まった南極条約には、

Wikiによれば、その概要は以下の通り。

南極地域の平和的利用(軍事的利用の禁止)
科学的調査の自由と国際協力
南極地域における領土主権、請求権の凍結
核爆発、放射性廃棄物の処分の禁止
条約の遵守を確保するための監視員の設置
南極地域に関する共通の利害関係のある事項についての協議の実施
条約の原則及び目的を助長するための措置を立案する会合の開催

この中にもあるとおり、南極の一部でも「自国の領土である」と
主張しないということが書かれています。領土でないのですから、
領海という解釈も成り立たず、南極の海域でどこの国が捕鯨を

にも関わらず、勝手に「保護海域」を設けるというのは、
どうにも筋の通らない話です。

2つ目に、なぜ日本という国家に対して、たかが裁判所が
その行動を制限しようとするような判決、言動を行うのか、ということ。
文句があるなら、豪政府として、首相が直接言ってくれば良いのです。


続けて入ればいつか捕鯨を止めるに違いないと踏んでいるからですね。
本来豪の裁判所の決定など、日本の捕鯨には何の圧力にもなりません。
でも、こうやってマスコミなどが報じると、何か悪いことをしているような
気になってしまい、次第に日本の世論も捕鯨について後ろめたさを
感じるようになってきます。

今回外務省がコメントを出していますが、ぜひ水産庁から今後とも
捕鯨は続けていく、将来は商業捕鯨を復活させたいという意思表示を
行ってもらいたいもの。ずっと前に書きましたが、鯨で止めておかないと
大変なことになります。鯨の次はマグロ、その次は鮭と、どんどん
日本人を海から遠ざけようとするワナに嵌ってしまいます。


なんにせよ、今回の豪州裁判所の暴挙には、日本人の一人としてハッキリと
反意を表明します。かの国がさらにキライになりました。もしかしたら
いわゆる「白豪主義」は今でも生きているのかもしれませんね。
彼らの日本、日本人を目の敵にする姿勢には辟易します。最近は豪州産の
牛肉も買わなくなりました。中国に続き、さらに食べられるモノが減ってしまう。
困ったものです。





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Last updated  2008/01/16 01:29:17 AM
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