中学生の音楽どうでしょう

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サックス




サックスの歴史
  サックス(Saxophone)は1846年、ベルギーの楽器職人アドルフ・サックスが 発明した楽器です。
 円錐形の管体、金属製のボディ、クラリネット同様の1枚リード で音を出す、というこの楽器は、木管楽器の持つ豊かでしなやかな、金管楽器の持つ力強く華やかな響きを持つ、他の楽器にはない贅沢極まりない楽器として、ベルリオ-ズ(フランスの作曲家)など当時の作曲家たちの賞賛を浴びましたが、クラシック 界では新参者だったため、曲のレパートリーも少なく、活躍の場が殆どなかったため、 すぐには世に広まりませんでした。
  現在のように世の中に広く普及したのは、 フランス軍楽隊がサックスを採用したことと、アメリカの渡ってスウィング・ジャズ で、サックス(主にテナーサックス)が大ブレイクしたことにより、ジャズ界での 花形楽器となり、サックス奏者が増加し大活躍したおかげともいえます。

サックスの種類
 サックスといっても、大きさによって種類があるのをご存知ですか? 大きいほど(管が長いほど)低い音域が出ますし、音色もそれぞれ特徴 があります。


ソプラノサックス  B♭管

ソプラノサックス Bb管ケニー・Gが吹いている楽器といえば、おわかり頂けるでしょうか? 「ケニー・Gに憧れて…」ソプラノサックスを始める方がふえてきました。 クリアで明るく官能的な音色で、ジャズや吹奏楽で多く使用されています。 またサックス・カルテットでは弦楽四重奏の第一ヴァイオリンの役目を 果たします。

アルトサックス E♭管

アルトサックス Eb管ソロ楽器として、バリバリに活躍するサックスの主役です。サックスの中で最も人気があり、楽器の性能のバランスもよく、表現力が豊かなので、サックス の入門用としてこのサックスで勉強されている方が多いようです。
  音色は一般的に、女性の声に似ているといわれています





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