T O P I C S 初呑切り 酒を検査するため、タンクの呑口を開けることを「呑切り」といいます。 日本酒は気温が上昇し酒質が変化しがちな6月頃に「初呑切り」が行われ、以後気温の下がる10月頃まで月一回ごとの「呑切り」を経てもっとも飲み頃になる秋に出荷されます。 日本酒の寒造り 四季醸造で季節を問わずお酒を造っている大きな蔵がありますが、江戸中期頃までは、日本酒はほとんど一年中造られていました。しかし、次第に品質の優れたものができる冬の間の "寒造り"へと移行してきました。今では1月4~5日から2月の立春までの約一ヶ月の間に仕込んだ酒を「寒造り新酒」として出荷しています。寒い季節に造られた日本酒は、ある期間おいてから"火入れ"と呼ばれる低温殺菌をほどこし貯蔵、熟成させ秋に出荷します。