ひとり たたずむ 夢の黄昏
からまる青い糸に あなたを重ねて
遠い思い出 燃やして生きてく

誰か囁く 萌える命に
汚れた思いは 届きはしないと
時が過ぎても ここで揺れている
夏の香りに  泣いた

つないだ手の平が ふれているのに
咲いた太陽に 白く消える全て

時があふれだす日々に きらめく陽炎の楼閣

今でも遠い夏の ざわめきに 心ふるえている

戸惑う指先に 触れる 冷めた首筋
燃え盛る太陽が 落とす深い陰

涙 溢れ出す日々に 散った思いをかき集めて
はるかな朝の光の中で 溢れ出す あなたと過ごした夏

果てない想いは 今も変わらずに にじんでゆくよ   静かに


メニューへ戻る

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: