雨音


途切れたあなたとの道を消すから

時がたちいつか痛みが 深く沈んでても
決して消えない日々 思い返して

「もしも僕があの時もっと包み込めたなら」
分かりきった過ちが 繰り返し 胸を焼いている

この空が変わっていっても 僕は泣いている
痛みを耐える強さならいらない

やがて忘れてゆくのならば 何もいらないよ
やせた心でただ 生きたくはない

痛みも闇も捨ててく度に 進める気がしてた

だけどいつか空っぽになる あせた思い出に変わってゆく

今はこの世界を受け入れるまで 愛しい痛みを抱いて 眠ろう
今はこの痛みが 僕とあなたをつなぐ ただ一つの思いだから

途切れた言葉に代えて 心にあふれる涙

時がこの命の罪をほどいて 愛されることを 許すなら
僕はこの世界で 痛みもすべて やがて愛せることを 知るだろう

途切れた涙に代えて 消えない愛しさを


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