あなたへ


     汚れた大地にうずまく悲しみは届かない
例えばずっとこの世界で
            飛んでみる夢の彼方

月と太陽が巡りゆく毎日を 切り取って
思い出と明日と夢は この大地に降り積もる

いつしかきっとこの地球はふさいでく 時の彼方
生きてく命の意味見失う  僕らはひとりきり

「愛よ、夢よ」 言葉は いつかは薄れて
朝が来るたびに忘れてく

枯れたこの花のように 月を迎えにゆくよ

たとえ悲しみが胸をしめつけて 眠れない夜を重ねても
そのことが生きている証しだから

歩き出す遥かな道を 今は何も見えないあの彼方へ
         ずっとずっと信じて生きるあなたに届けたい

ずっと薄れない気持ちだけ

なぜだかいつも寂しくて 幸せを探してる
  ほんの少しも うまく伝えられない気持ちが棘になってく

僕らが生まれた喜び いつかは薄れて 命の奇跡も忘れてく

咲いたこの花もいつか その美しさ失うから

届かない思いを嘆いて 寂しさを埋めていくだけじゃ
明日はずっとやって来ない

限られた時の中でも 何も捨てずにただ 空を見上げ
ずっとずっと夢見てゆくあなたに出逢いたい

ずっと飛んでゆく  夢の彼方

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