少年時代

遠い夏の午後  胸に残る痛み
両手広げ抱いた やさしい大地に 声が響く

振り向かずに歩いた 家までの道
いつしか なくしてく言葉に
ふりそそぐ 星のように あふれる

今はただ

君に逢えてよかった その日が遠くて見えなくても

月のない闇も 輝いたイメージで 描いてく

幻と焼け付く夜


君に逢えてよかった その目が遠くを見つめていても

風のない朝も 少しずつ薄れてく あの香り

幻と優しい日差し


今は誰も なくしてゆく あのころの想い出も

少しずつ大人になっていく中で
かけがえのない 輝きに変わってく



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